スーツがパツパツになってしまったときの対処法はいくつかあります。
原因によって適切な対応も変わってきますので、「一時的な応急処置」「着こなしの工夫」「リサイズや修理」「根本的な解決」の4つの視点で詳しくまとめます。
目次
一時的な応急処置
外出先や急な予定でどうしてもそのスーツを着なければならない場合の対処です。
- ボタンを無理に留めない
前ボタンが閉まらない場合は、無理に締めず「アンボタン」で着用。意外と自然に見えます。 - ベルトを外す/ゆるめる
パンツがきつい場合、ジャケットで隠せる範囲ならベルトを外すと圧迫感が軽減します。 - インナーを薄手にする
厚手のシャツやニットを避け、シャツ1枚や薄手のアンダーウェアに切り替えると多少楽になります。
着こなしの工夫で目立たなくする
多少のきつさなら、スタイリングで自然に見せることができます。
- ジャケットを開けて着る
パツパツ感が目立つのはボタンを閉じたとき。オープンにすればシルエットが緩和します。 - ダークカラーのインナーを選ぶ
白シャツよりも濃い色のシャツやネクタイを合わせると、体型ラインが目立ちにくいです。 - ポケットに物を入れない
財布やスマホを入れると余計に張って見えるので、バッグに収納するのがおすすめ。
リサイズや修理でフィットさせる
専門店に持ち込むことで、今の体型に合わせて直せるケースも多いです。
- パンツのウエスト出し
スーツパンツには「縫い代(いせ込み)」があり、2~3cmほど出せる場合があります。 - ジャケットの胴回り修正
サイドや背中の縫い目を調整して胴回りを広げられることも。ただし出せる幅は限られます。 - 裾や袖の調整
パツパツに見える原因が丈の短さなら、長さを調整するだけでバランスが改善します。
根本的な解決
根本的に解決するには、中長期的な対策が必要です。
- 体型変化への対応
ダイエットや筋トレで体型を調整するのも一つの方法。ただし無理に急ぐと体調を崩すので注意。 - サイズアップして新調する
ある程度の変化があるなら、潔く新しいサイズのスーツを購入するのがおすすめです。最近は伸縮性素材を使った「ストレッチスーツ」も増えており、体型変化に柔軟に対応できます。 - オーダースーツを検討する
既製品が合わない体型なら、パターンオーダーやイージーオーダーを利用すると、自然にフィットした見栄えの良いスーツが手に入ります。
まとめ
- 急場しのぎ → ボタンを閉じない、インナーを薄くする
- 目立たなくする → ダークカラーや着こなしでごまかす
- 直せる範囲 → リフォーム店でウエストや胴回りを出す
- 長期的対応 → 体型調整 or 新しいスーツ購入
以上、スーツがパツパツな時の対処法についてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。