ダブルスーツは、シングルスーツとはボタンの扱いが異なります。
とくに「座るときにボタンをどうするか」は誤解されやすいため、基本ルール・例外・実用的な判断基準の順に整理して解説します。
目次
結論:基本は「留めたまま」。ただし状況によって調整する
ダブルスーツは、座るときもボタンを留めたまま着るのが基本です。
これはマナー上の慣習であると同時に、ダブルスーツが「前を閉じた状態で完成する」デザインであることに由来します。
一方で、実際の着用シーンでは一時的に外しても問題にならないケースも存在します。
重要なのは「外すかどうか」よりも、外し方と戻し方です。
なぜダブルスーツは座っても留めるのか
デザインが閉じた状態を前提としている
ダブルスーツは前身頃が深く重なり、ボタンを留めることでシルエットが完成します。
ボタンを外すと、胸元が不自然に開き、ラペルやネクタイの収まりが悪くなりがちです。
フォーマル度が高い服である
ダブルスーツはもともと正装や制服に近い背景を持ち、「常に整った状態で着る」ことが前提とされています。
正しいボタンの留め方(型に依存しない考え方)
ダブルスーツは「〇ボタンだからここを留める」と覚えるより、実際に留める想定のボタンを見極めるのが正確です。
- 外側でボタンホールが開いている位置のボタン
→ 実際に留めるためのボタン(アンカーボタン) - 内側の補助ボタン(ジガーボタン)
→ 外側ボタンとセットで留める - 上部や外側に付いているがホールがないボタン
→ 飾り。留めない
この考え方なら、6ボタン・4ボタンなどの違いがあっても迷いません。
座るときの扱い:実務に即した判断基準
基本動作
- 椅子に座るときも ボタンは留めたまま
- 特別な理由がなければ、そのまま座るのが最も無難
一時的に外してもよいケース
次のような場合は、現実的な判断として外して構いません。
- 長時間の会議やフライトなど、着席が続くとき
- タイトフィットで、生地やボタンに強いテンションがかかるとき
- 深く腰掛ける必要があるとき
※この場合は「座ってから静かに外す」→「立ち上がる前に必ず留め直す」この流れを徹底することが重要です。
シングルスーツとの違いに注意
- シングルスーツ
座るときはボタンを外すのが基本 - ダブルスーツ
座るときも留めるのが基本
この違いを知らずに、シングルと同じ感覚で外してしまうと、ダブルスーツではだらしない印象になりやすいので注意が必要です。
シーン別の無難な対応
- 商談・面接・公式な場
→ 留めたまま座る - 社内会議・長時間着席
→ 状況に応じて一時的に外しても可 - 立つ動作が入る場面
→ 立つ前に必ず留める
まとめ
- ダブルスーツは 座るときも留めたままが基本
- 外すのは例外的な対応であり、マナー違反ではない
- 重要なのは 立ち姿を常に整えておくこと
- 迷ったら「留めたまま」で問題ない
このルールを押さえておけば、ダブルスーツを着る場面で判断に迷うことはほぼなくなります。
以上、ダブルスーツを着て座る時はボタンをどうすればいいのかについてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
