ネクタイのループ(キーパー、ループタグとも呼ばれる)が取れてしまった場合、意外と困りますよね。
ループは、締めた後に余った大剣(長い方の端)を固定してだらしなくならないようにする重要な部分です。
以下では、原因、応急処置、きれいに直す方法、修理や代替策まで詳しく解説します。
目次
ループが取れる原因
- 縫い糸のほつれ:ループは細い布を数か所縫い付けているだけなので、使用や洗濯で糸が切れることがあります。
- 力のかかりすぎ:ネクタイを強く締めすぎたり、強く引っ張ったときに負荷がかかり、ループが取れることがあります。
- 経年劣化:長年の使用で布や糸が弱くなり自然に外れてしまうケース。
応急処置の方法
もし出先でループが取れてしまった場合、以下のような一時的な対処が可能です。
- ネクタイピンを活用する
大剣と小剣を一緒に留めるようにネクタイピンを使えば、ループがなくても安定します。 - シャツの隙間に小剣を隠す
小剣をシャツのボタンとネクタイの間に差し込むと見た目は整います。 - 透明の両面テープ
小さく切って貼れば、その場しのぎでループ代わりになります(ただし粘着で生地が傷む可能性あり)。
きちんと直す方法
簡易修理(自宅でできる)
- 裁縫で縫い付ける
ループの両端を元の位置に戻し、同系色の糸で数針縫い付ける。丈夫にするなら2~3回往復。 - 布用接着剤を使う
裁縫が苦手な場合は布用接着剤でもOK。ただし強度は縫い直しに劣ります。
専門的な修理
- 洋服リフォーム店やクリーニング店に依頼
数百円~1,000円程度で、見た目を崩さずきれいに直してくれます。お気に入りや高価なネクタイならこちらがおすすめ。
代替策
- ループを後付けする
似た布やリボンで新しいループを作って縫い付ける。器用な方ならオリジナル修理可能。 - ループなしで使う工夫
ネクタイピンを常用することでループの役目を補えるので、修理せず使い続けるのも一案。
長持ちさせるコツ
- ネクタイを強く締めすぎない
- 使用後は必ずほどいて吊るして保管する
- 洗濯機では洗わず、必要なら専門クリーニングへ
まとめると、応急処置は「ネクタイピン」や「シャツに隠す」、根本的な解決は「縫い直す」か「お直し店に依頼」がベストです。
高級ネクタイなら専門店に任せた方が安心です。
以上、ネクタイのループが取れた時はどうすればいいのかについてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。