MENU

スーツの補修は自分でできるのか

スーツ,イメージ

スーツの補修は、内容によっては自分で対応できるものと、プロに任せたほうがよいものがあります。

以下では、自分でできる補修方法と、専門店に依頼すべきケースを分けて詳しく説明します。

目次

自分でできる補修

ボタンの付け直し

  • 難易度:★☆☆(簡単)
  • 必要なもの:針、糸(スーツの色に近いもの)、ハサミ
  • やり方:
    ボタンを同じ位置に縫い付けるだけです。糸は2本取りにすると強度が増し、最後に裏で玉止めをしっかり作れば取れにくくなります。

裏地のほつれ補修

  • 難易度:★★☆(少し練習が必要)
  • 必要なもの:針、糸(裏地の色に近いもの)
  • やり方:
    裏地が裂けている場合は「まつり縫い」や「かがり縫い」で縫い合わせます。ミシンを使う必要はなく、手縫いで十分補修可能です。

裾上げ・裾ほつれ

  • 難易度:★★☆
  • ズボンや袖の裾が解けた場合は「裾上げテープ(アイロン接着タイプ)」を使うと便利。針を使わずに補修できるので初心者でも安心です。

小さな穴(虫食いや引っかき傷)

  • 難易度:★★★
  • 応急処置として、同色の布用補修シートを裏からアイロンで当てる方法があります。
    ただし完全に目立たなくするのは難しいため、応急処置にとどめるのが無難です。

自分では難しい補修(クリーニング店やリフォーム店へ)

  • ジャケットの肩幅詰めや身幅直し
    → 型崩れの原因になるため、自分では困難。プロに依頼。
  • 大きな穴・破れの修繕(虫食い・擦れ)
    → 「かけはぎ」という専門技術が必要で、素人ではほぼ不可能。
  • スラックスのファスナー交換
    → ファスナー部分は縫製が複雑なので、専門店に任せるのが安心。
  • ラペルやポケット周りのほつれ
    → 見える部分なので素人補修は仕上がりが不自然になりやすい。

まとめ

  • 自分でできる範囲:ボタン付け、裏地の軽いほつれ、裾のほつれ、小さな穴の応急処置。
  • プロに任せるべき範囲:サイズ直し、大きな穴、ファスナー交換、目立つ部分の補修。

スーツはフォーマルな場で着るものなので、見た目が悪くならないことが最重要です。

「ちょっと縫えば済む」程度ならDIY補修で十分ですが、目立つ部分やサイズに関わる修正はクリーニング店の「洋服リフォームサービス」や専門の仕立て屋に相談するのがおすすめです。

以上、スーツの補修は自分でできるのかについてでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次