ビスコースの英語表記は、基本的に viscose です。
アパレルの商品ページや素材表示では、100% viscose、viscose fabric、made from viscose のように表記されます。
また、ビスコースはレーヨン系の再生セルロース繊維であるため、英語では rayon や viscose rayon と表記されることもあります。
特に海外向けの商品説明では、販売地域や表示ルールによって適切な表記が異なるため、文脈に合わせて使い分けることが大切です。
ビスコースの基本的な英語表記
ビスコースを英語で表す場合、最も一般的なのは viscose です。
たとえば、素材表示では以下のように書かれます。
Material: 100% viscose
日本語では「素材:ビスコース100%」という意味です。
混紡素材の場合は、次のように表記します。
Material: 80% viscose, 20% polyester
これは「ビスコース80%、ポリエステル20%」という意味になります。
そのほか、商品説明では以下のような表現も自然です。
viscose fabric
「ビスコース生地」または「ビスコース素材」という意味です。
made from viscose
「ビスコースで作られた」という意味です。
viscose blend
「ビスコース混」や「ビスコース混紡素材」という意味になります。
viscose と rayon の違い
ビスコースを調べていると、viscose だけでなく rayon という表記を見かけることがあります。
簡単に言うと、viscose は rayon 系の再生セルロース繊維の一種です。
レーヨンは、木材パルプなどに含まれるセルロースを原料として作られる再生繊維の総称として使われることがあります。
その中でも、ビスコース法によって作られる素材が viscose または viscose rayon と呼ばれます。
そのため、英語の商品説明では、以下のような表記が使われます。
100% viscose
100% rayon
100% viscose rayon
いずれも近い素材を指す場面がありますが、厳密には国や表示制度、ブランドの表記方針によって使われ方が異なります。
海外向けには viscose と rayon のどちらを使うべき?
海外向けの商品ページで使う場合、基本的には viscose と書けば問題ありません。
特にヨーロッパ向けのアパレル商品では、viscose という表記がよく使われます。
一方、アメリカ向けの商品説明では rayon と表記されることも多くあります。
ただし、アメリカでも viscose や viscose rayon という表現が使われることはあります。
そのため、ECサイトや商品説明で迷った場合は、以下のように使い分けるとよいでしょう。
| 用途 | おすすめ表記 |
|---|---|
| 一般的な素材表示 | 100% viscose |
| 商品説明・アパレル向け表現 | viscose fabric |
| 米国向けにレーヨン表記へ寄せたい場合 | rayon |
| 素材の種類をより明確にしたい場合 | viscose rayon |
| 混紡素材の場合 | viscose blend |
「ビスコース素材」を英語で表す自然な表現
「ビスコース素材」は、英語では viscose fabric と表記するのが自然です。
たとえば、ワンピースの商品説明なら以下のように書けます。
This dress is made from soft viscose fabric.
日本語では、
このワンピースは、やわらかなビスコース素材で作られています。
という意味になります。
よりファッションらしい表現にしたい場合は、次のように書くこともできます。
Made from soft, drapey viscose fabric with a smooth feel.
これは、
なめらかな肌ざわりと美しい落ち感のある、やわらかなビスコース素材を使用しています。
というニュアンスです。
ビスコースは、やわらかさや落ち感を表現しやすい素材なので、商品説明では soft、smooth、drapey、fluid などの形容詞と相性がよいです。
viscose と viscous の違いに注意
ビスコースの英語表記で特に注意したいのが、viscose と viscous の違いです。
viscose は素材名で、「ビスコース」を意味します。
一方、viscous は「粘性のある」「どろっとした」という意味の形容詞です。
たとえば、
viscose fabric
は「ビスコース生地」という正しい表現です。
しかし、
viscous fabric
と書いてしまうと、「粘性のある生地」のような不自然な意味になります。
素材名として使う場合は、必ず viscose と表記しましょう。
竹由来のビスコースを英語で表す場合
竹由来のビスコースは、英語で以下のように表記できます。
viscose made from bamboo
または、
rayon made from bamboo
と表記するのが自然です。
一方で、竹パルプを化学的に処理して作った再生繊維を、単に bamboo や bamboo fiber とだけ表記するのは注意が必要です。
国や地域によっては、消費者に誤解を与える表示とみなされる可能性があります。
海外向けの商品説明では、単に「竹素材」と書くのではなく、viscose made from bamboo や rayon made from bamboo のように、再生繊維であることが分かる表記にするとより正確です。
商品説明で使える英語例文
ビスコース素材の商品説明では、以下のような英文が使えます。
Made from 100% viscose.
ビスコース100%で作られています。
Crafted from soft viscose fabric.
やわらかなビスコース素材を使用しています。
This blouse is made from lightweight viscose with a smooth feel.
このブラウスは、なめらかな肌ざわりの軽やかなビスコース素材で作られています。
The viscose fabric gives the dress a beautiful drape.
ビスコース素材が、ワンピースに美しい落ち感を与えます。
A breathable viscose blend for comfortable everyday wear.
毎日快適に着られる、通気性のあるビスコース混素材です。
まとめ
ビスコースの英語表記は、基本的に viscose です。
素材表示では 100% viscose、商品説明では viscose fabric や made from viscose と表記すると自然です。
また、ビスコースはレーヨン系の再生セルロース繊維であるため、英語では rayon や viscose rayon と表記されることもあります。
ただし、国や表示制度によって使われ方が異なるため、海外販売を行う場合は販売地域の繊維表示ルールに合わせることが大切です。
商品説明で使うなら、まずは以下の表記を押さえておくとよいでしょう。
100% viscose
viscose fabric
made from viscose
viscose blend
特にアパレルのECサイトでは、viscose を基本表記として使い、必要に応じて rayon や viscose rayon を補足すると、自然で分かりやすい説明になります。
以上、ビスコースの英語表記についてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。







