クールビズ期間中は、ノーネクタイや半袖シャツなど、通常よりも軽装で働く機会が増えます。
しかし、涼しさを重視しすぎると、カジュアルに見えすぎたり、だらしない印象になったりすることもあります。
特にシャツの色は、清潔感や涼しさ、ビジネスらしさを左右する重要なポイントです。
クールビズに適したシャツの色としては、白・淡いブルー・白地の細ストライプ が特におすすめです。
環境省がシャツの色を具体的に指定しているわけではありませんが、ビジネスシーンで相手に好印象を与えやすく、涼しげに見える色として取り入れやすいでしょう。
クールビズでシャツの色選びが重要な理由
クールビズは、暑い時期でも快適に働けるよう、室温に合った軽装を取り入れる取り組みです。
環境省では、日々の気温や仕事環境に応じて、健康を第一にした柔軟な服装を呼びかけています。
ただし、クールビズは「何を着てもよい」という意味ではありません。職場や取引先にふさわしい清潔感やきちんと感は必要です。
特にシャツは、ジャケットを脱いだときに最も目立つアイテムです。
色の選び方によって、爽やかに見えることもあれば、暑苦しく見えたり、カジュアルすぎたりすることもあります。
そのため、クールビズ用のシャツを選ぶ際は、以下の3つを意識するとよいでしょう。
| 選び方のポイント | 内容 |
|---|---|
| 清潔感があるか | 白や淡い色は清潔感を出しやすい |
| 涼しげに見えるか | 淡いブルーや白地の柄は夏らしい印象になる |
| ビジネスに適しているか | 派手すぎる色や濃すぎる色は避けるのが無難 |
クールビズにおすすめのシャツの色
白
白シャツは、クールビズでも最も無難で使いやすい色です。
清潔感があり、誠実で爽やかな印象を与えやすいため、社内勤務はもちろん、商談や来客対応にも向いています。
職場の服装ルールがわからない場合や、取引先に失礼のない服装をしたい場合は、まず白を選ぶと安心です。
また、白はスラックスの色を選びにくい点もメリットです。
ネイビー、グレー、黒、ベージュなど、さまざまなパンツと合わせやすく、クールビズ期間中の着回しにも便利です。
ただし、白シャツはインナーが透けやすい点に注意が必要です。
特に夏場は薄手の生地が多くなるため、白いインナーではかえって透けて見えることがあります。
透けを防ぎたい場合は、肌に近いベージュ系やライトグレー系のインナーを選ぶとよいでしょう。
淡いブルー
淡いブルーのシャツは、クールビズらしい涼しげな印象を出しやすい色です。
白よりも少し柔らかい雰囲気になり、爽やかさや清潔感もあります。
ノーネクタイでも寂しく見えにくく、夏のビジネススタイルに取り入れやすい色といえるでしょう。
淡いブルーは、ネイビーやグレーのパンツと特に相性がよいです。
落ち着いた印象を保ちながら、見た目に涼しさを加えられます。
営業職や内勤、一般的なオフィスカジュアルの職場など、幅広いシーンで使いやすい色です。
白シャツだけでは少し単調に感じる場合は、淡いブルーを加えるとコーディネートの幅が広がります。
白地の細ストライプ
白地に淡いブルーやグレーの細いストライプが入ったシャツも、クールビズに向いています。
細いストライプは、無地よりも表情がありながら、派手になりにくいのが特徴です。
ビジネス感を保ちつつ、爽やかで軽やかな印象を与えられます。
また、無地のシャツに比べてシワや汗の跡が目立ちにくい場合もあります。
特に外回りが多い人や、1日中ジャケットなしで過ごす人には使いやすいでしょう。
ただし、ストライプの幅が太いものや色のコントラストが強いものは、ややカジュアルに見えることがあります。
ビジネスで使うなら、白地をベースにした細めのストライプを選ぶのがおすすめです。
淡いグレー
淡いグレーのシャツは、落ち着いた大人っぽい印象を与えやすい色です。
白や淡いブルーよりも少しシックに見えるため、シンプルで上品なクールビズスタイルを作りたい人に向いています。
ネイビーや黒、チャコールグレーのパンツとも合わせやすく、全体を引き締めて見せられます。
ただし、グレーは汗ジミが目立ちやすい場合があります。
特に汗をかくと、その部分だけ色が濃く見えることがあるため、汗をかきやすい人は注意が必要です。
淡いグレーを選ぶ場合は、吸汗速乾性のある素材や、やや厚みのある生地、汗ジミ防止加工が施されたシャツを選ぶと安心です。
淡いピンク
淡いピンクのシャツは、柔らかく親しみやすい印象を与えます。
派手なピンクではなく、白に近い薄いピンクであれば、ビジネスシーンでも取り入れやすい色です。
顔色を明るく見せたい人や、営業・接客などで柔らかい雰囲気を出したい人にも向いています。
ただし、職場によってはややカジュアルに見える場合もあります。
保守的な業界や、初対面の取引先と会う場面では、白や淡いブルーのほうが無難です。
淡いピンクは、職場の雰囲気に慣れてきたあと、着回しのバリエーションとして取り入れるとよいでしょう。
クールビズで避けたほうがよいシャツの色
黒
黒シャツは引き締まって見える一方で、クールビズでは暑苦しい印象になりやすい色です。
また、ビジネスシャツとしては少し主張が強く、一般的なオフィスではカジュアルまたは個性的に見えることがあります。
アパレル、美容、デザイン系など、服装の自由度が高い職場では使える場合もありますが、商談や来客対応では避けたほうが無難です。
さらに、黒はホコリや皮脂汚れ、汗による白っぽい跡が目立つこともあります。
クールビズ用の定番色としては、優先度は低いと考えてよいでしょう。
濃いネイビー
ネイビーはビジネスで使いやすい色ですが、シャツとして濃いネイビーを選ぶ場合は注意が必要です。
濃色のシャツは、白や淡いブルーに比べて重く見えやすく、夏らしい涼しさを出しにくい傾向があります。
また、ノーネクタイで着るとカジュアル感が強くなる場合もあります。
濃いネイビーを取り入れるなら、内勤日やカジュアル寄りの職場に限定するとよいでしょう。
一般的なビジネスシーンでは、濃いネイビーのシャツよりも、淡いブルーや白地のストライプのほうが使いやすいです。
原色・ビビッドカラー
赤、オレンジ、鮮やかな黄色、強いグリーン、濃いロイヤルブルーなどの原色系は、クールビズのビジネススタイルでは目立ちすぎることがあります。
クールビズでは軽装が認められやすいとはいえ、仕事相手に与える印象は大切です。
派手な色は、カジュアルすぎる、落ち着きがない、ビジネス向きではないと受け取られる可能性があります。
社内イベントや自由度の高い職場であれば着用できる場合もありますが、一般的なオフィスでは避けたほうが安心です。
汗ジミが気になる人におすすめの色
夏場のシャツ選びでは、見た目の涼しさだけでなく、汗ジミの目立ちにくさも重要です。
汗ジミが気になる人には、白・白地の細ストライプ・淡いブルー がおすすめです。
| 色・柄 | 汗ジミの目立ちにくさ | ポイント |
|---|---|---|
| 白 | 比較的目立ちにくい | 透け対策は必要 |
| 白地の細ストライプ | 目立ちにくい | 柄で汗やシワが目立ちにくい |
| 淡いブルー | 比較的使いやすい | 素材によって汗部分が濃く見えることがある |
| 淡いグレー | やや注意 | 汗ジミが目立つ場合がある |
| 濃いグレー | 注意 | 汗をかいた部分がかなり目立つことがある |
| 黒・ネイビー | 注意 | 汗ジミよりも塩分跡やホコリが目立つことがある |
ただし、汗ジミの目立ち方は色だけで決まるわけではありません。
生地の厚み、織り方、吸水性、速乾性、インナーの有無によっても大きく変わります。
汗をかきやすい人は、色だけでなく、以下のような機能にも注目するとよいでしょう。
| 機能 | メリット |
|---|---|
| 吸汗速乾 | 汗をかいても乾きやすい |
| 防シワ | 1日着ても清潔感を保ちやすい |
| 形態安定 | 洗濯後の手入れが楽 |
| 透け防止 | 白シャツでもインナーが目立ちにくい |
| 接触冷感 | 着たときにひんやり感じやすい |
パンツの色に合わせたシャツの選び方
ネイビーのパンツに合うシャツ
ネイビーのパンツには、白、淡いブルー、淡いピンク、白地の細ストライプがよく合います。
特に白シャツを合わせると、清潔感のある王道のビジネススタイルになります。
淡いブルーを合わせると、より爽やかでクールビズらしい印象になります。
一方で、濃いネイビーのシャツを合わせると全体が重く見える場合があります。
夏場はトップスに明るい色を選ぶと、涼しげな印象を作りやすいです。
グレーのパンツに合うシャツ
グレーのパンツには、白、淡いブルー、白地のストライプが合わせやすいです。
グレーは落ち着いた印象があるため、シャツで明るさを足すとバランスがよくなります。
ライトグレーのパンツに白シャツを合わせると、夏らしく清潔感のあるスタイルになります。
淡いブルーのシャツを合わせれば、爽やかさとビジネス感を両立できます。
ベージュのパンツに合うシャツ
ベージュのパンツには、白、淡いブルー、淡いグレー、ネイビー系のストライプが合います。
ただし、ベージュのパンツはややカジュアルに見えやすいため、シャツはきちんと感のあるものを選ぶのがポイントです。
襟がしっかりしたシャツや、無地・細ストライプのシャツを合わせると、ビジネスらしさを保ちやすくなります。
シーン別におすすめのシャツの色
社内勤務が中心の場合
社内勤務が中心であれば、白、淡いブルー、淡いグレー、細ストライプなどが使いやすいです。
職場の服装ルールが比較的自由であれば、淡いピンクや控えめなチェック柄を取り入れてもよいでしょう。
ただし、清潔感を損なわないよう、派手な色柄は避けるのが基本です。
営業・商談がある場合
営業や商談がある日は、白、淡いブルー、白地の細ストライプを選ぶのがおすすめです。
相手先の服装ルールがわからない場合は、個性よりも無難さを優先したほうが安心です。
クールビズ中でも、相手に失礼のない服装を意識しましょう。
特に初回訪問や重要な商談では、白シャツを選ぶと清潔感と信頼感を出しやすいです。
管理職・役職者の場合
管理職や役職者の場合は、軽装でも落ち着きや品のよさが求められます。
白、淡いブルー、淡いグレーなど、ベーシックな色を中心に選ぶとよいでしょう。
色で目立たせるよりも、生地感やサイズ感、襟元の美しさで上品に見せることが大切です。
新入社員・若手の場合
新入社員や若手の場合は、まず白と淡いブルーを中心にそろえるのがおすすめです。
職場の雰囲気がまだわからない段階では、個性的な色や柄を選ぶよりも、清潔感と無難さを優先したほうが安心です。
慣れてきたら、細ストライプや淡いピンクなどを少しずつ取り入れるとよいでしょう。
クールビズでは襟元の印象も大切
クールビズではノーネクタイで過ごすことが多いため、シャツの色だけでなく襟元の見え方も重要です。
襟がだらしなく広がっていると、どれだけ色選びがよくても清潔感が損なわれます。
ノーネクタイで着る場合は、襟がきれいに立つシャツを選びましょう。
おすすめの襟型は以下の通りです。
| 襟型 | 特徴 |
|---|---|
| ボタンダウン | 襟が崩れにくく、クールビズ向き |
| ワイドカラー | 首元がすっきり見える |
| ホリゾンタルカラー | ノーネクタイでも襟元がきれいに見えやすい |
| レギュラーカラー | 定番だが、ノーネクタイでは襟が開きやすい場合がある |
クールビズでは、ネクタイがないぶん襟元が目立ちます。
色だけでなく、襟の形やシャツのサイズ感にも気を配ると、軽装でもきちんとした印象を保てます。
クールビズ用シャツをそろえるならこの組み合わせ
クールビズ用にシャツをそろえるなら、最初は以下のような組み合わせがおすすめです。
| 優先度 | 色・柄 | 理由 |
|---|---|---|
| 1 | 白無地 | どの職場でも使いやすく清潔感がある |
| 2 | 淡いブルー無地 | 涼しげでクールビズらしい |
| 3 | 白地の細ストライプ | 爽やかで汗やシワも目立ちにくい |
| 4 | 淡いグレー | 落ち着いた印象を出しやすい |
| 5 | 淡いピンク | 柔らかく親しみやすい印象になる |
まずは、白・淡いブルー・白地の細ストライプ を中心にそろえると失敗しにくいです。
そこに職場の雰囲気や好みに合わせて、淡いグレーや淡いピンクを加えると、着回しの幅が広がります。
まとめ
クールビズに適したシャツの色は、白・淡いブルー・白地の細ストライプ が基本です。
白は最も清潔感があり、商談や来客対応にも使いやすい色です。
淡いブルーは涼しげで爽やかな印象を与えやすく、クールビズらしさを出したいときに向いています。
白地の細ストライプは、ビジネス感を保ちながら軽やかな印象を作れるため、夏場の着回しにも便利です。
一方で、黒や濃いネイビー、原色系のシャツは、職場によってはカジュアルすぎたり、暑苦しく見えたりする場合があります。
一般的なビジネスシーンでは、まず淡い色を中心に選ぶのが安心です。
クールビズでは涼しさだけでなく、清潔感や相手への配慮も大切です。
シャツの色、素材、襟元、サイズ感を意識して、快適で好印象なビジネススタイルを整えましょう。
以上、クールビズに適したシャツの色についてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。










