スーツ着用時に「シャツの第1ボタンを締めるべきか?」という疑問は、多くの人が迷うポイントです。
実はこれはTPO(Time, Place, Occasion)=時間・場所・場合によって正解が変わります。
以下に詳しく整理します。
目次
基本マナーとしての第1ボタン
ビジネスやフォーマルな場面では、シャツの第1ボタンは必ず留めるのが原則です。
- ネクタイを締める場合、第1ボタンを留めていないと結び目が不自然に緩んでしまいます。
- 襟元が開いていると、全体の印象がだらしなく見え、信頼感を損ねる恐れがあります。
- 特にスーツは「きちんと感」を前提とする服装なので、第一ボタンを留めるのが基本ルールです。
シーン別の考え方
ビジネスシーン
- 会議、商談、出社などでは 必ずボタンを留める。
- 夏場やクールビズでネクタイをしない場合でも、ジャケットを羽織るならボタンを留める方が清潔感が出ます。
フォーマルシーン(結婚式・式典など)
- 第1ボタンを留めるのが必須。ドレスコードを守る意味でも重要です。
カジュアルシーン(飲み会・私服に近い着こなし)
- ノーネクタイでジャケットを脱ぐような場では、第1ボタンを外してもOK。
- シャツのボタンを1つ開けることでリラックスした印象になり、休日感や親しみやすさを演出できます。
開ける場合の注意点
第1ボタンを外す場合は、以下に気をつけましょう。
- 2つ以上開けない:胸元が大きく開くとだらしなく見える。
- 下着が見えないようにする:肌着はVネックやUネックで隠すのが鉄則。
- 場をわきまえる:取引先や改まった場では絶対に外さない。
締めていて苦しいときの対処法
首回りが苦しくて第1ボタンを閉めにくい場合は以下を検討できます。
- 首回りのサイズが合ったシャツを選ぶ(指1本が入る程度のゆとりが理想)
- ストレッチ素材のシャツを選ぶ
- アジャスター付きのシャツ(隠しボタンで首周りを数mm広げられる)を活用する
まとめ
- スーツ+ネクタイ → 第1ボタンを締めるのが絶対ルール
- スーツ+ノーネクタイ → ビジネスやフォーマルなら締める/カジュアルなら開けても可
- 締めない場合は清潔感を損なわない工夫が必須
以上、スーツを着る際はシャツの第1ボタンを締めるべきなのかについてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。