日本語の「ジャケット」は、英語では jacket と綴ります。
発音は /ˈdʒækɪt/。語感をカタカナに近づけるなら「ジャケット」や「ジャキット」という表記が近いでしょう。
日常会話からファッション用語、さらには比喩的な使われ方まで幅広い場面で登場する語なので、この記事ではその語源・意味・使い分け・派生表現まで丁寧に整理して紹介します。
“jacket” の語源は中世フランス語に由来する
英単語 jacket のルーツは 中世フランス語 jaquet にあります。
さらにその元になっているのが jaque という語で、これは当時の兵士が身につけていた「布製の胴着・防護服」を指していました。
そこから -et(指小辞) が付いて「短い外衣」の意味が生まれ、英語に取り込まれて jacket となったという流れです。
現代では、丈が短めの上着全般を表す語として広く使われています。
jacket・coat・blazer の違いを明確に理解する
英語では“上に羽織る服”をまとめて jacket と呼ぶのではなく、用途やシルエットで細かく区別します。
ここでは特に混同されやすい語との違いを整理します。
jacket
- 腰丈〜やや短め
- 軽いアウター、ブルゾン、スーツジャケットなど幅広く使用
- カジュアル・フォーマルどちらにも使われる汎用語
例
- a leather jacket(レザージャケット)
- a suit jacket(スーツの上着)
coat
- ジャケットより丈が長く、防寒性が高い外套
- ロングコートだけでなくショートコートも含まれる
例
- a winter coat(冬用コート)
- a trench coat(トレンチコート)
blazer
- 単品で着ることを前提にしたジャケット
- スーツよりカジュアルで、紺ブレなどが典型
例
- a navy blazer(紺ブレ)
“jacket” が持つ意外な意味:皮・外装・カバーなどの比喩的用法
“jacket” は衣服だけでなく、「外側を覆うもの」を指す語としても用いられます。
食べ物の「皮」を表す用法(主に英英圏)
- jacket potato
→「皮付きのまま焼いたじゃがいも」
ここでは、じゃがいもの“皮”を人間の“ジャケット”に見立てているイメージです。
カバー・外装を意味する用法
- book jacket:本のカバー
- record jacket:レコードのジャケット(外袋)
- jacket photo:ジャケット写真(「ジャケ写」の英語的表現)
音楽業界では cover art という語もよく使われますが、jacket も通用します。
関連語・派生語も一緒に覚えておくと便利
| 形 | 説明 |
|---|---|
| jackets | 複数形 |
| jacketed | カバー・外装の付いた、覆われた |
| jacketing | 包むこと、被覆処理(専門用語寄り) |
一般的には複数形以外は専門分野での使用が多めですが、語として覚えておくと理解が深まります。
実際の例文で “jacket” の自然な使い方を確認する
She wore a light jacket because it was chilly outside.
外が少し寒かったので、彼女は軽いジャケットを羽織った。
This leather jacket goes well with jeans.
このレザージャケットはジーンズと相性がいい。
I love the cover design of this album.
このアルバムのカバーデザインが気に入っている。
※“jacket design” でも意味は通じるが、より自然なのは “cover design”
まとめ:jacket は「短い上着」から「外側を覆うもの」まで幅広く使える便利な語
- 英語綴りは jacket
- 語源は中世フランス語の jaquet
- “jacket / coat / blazer” は丈や用途で明確に区別される
- 比喩的に「皮」「外装」「カバー」を意味することもある
こうした背景を押さえておくと、ファッション記事から日常会話、商品説明まで幅広い英文に応用できます。
以上、ジャケットの英語の綴りについてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
