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ワイシャツの素材について

ワイシャツは一見どれも同じように見えますが、実は「素材(繊維)」と「生地(織り方)」によって、着心地や見た目、扱いやすさが大きく変わります。

ここでは、代表的な素材の特徴と、生地ごとの違い、季節・用途別の最適解まで詳しく解説します。

シャツ選びの精度を一段上げたい方にぴったりの内容です。

目次

ワイシャツの「素材(繊維)」の種類と特徴

コットン(綿)

ワイシャツ素材の王道。

高級シャツのほとんどが綿を採用しています。

特徴

  • 吸湿性・通気性が非常に高い
  • 肌触りが柔らかく、長時間の着用でも快適
  • 着込むほど身体になじむ
  • 高番手ほど繊細で光沢感が強まる

メリット

  • 上品で清潔感のある見た目
  • オールシーズン適応できる快適さ
  • ナチュラルで品のあるシワが雰囲気を作る

デメリット

  • アイロンが基本的に必要
  • 高番手はシワがより出やすい
  • 高品質なものほど価格が上がる
  • ※ただし近年は「防シワ加工コットン」も登場

ポリエステル

機能性シャツの多くが採用する、軽量で扱いやすい合成繊維。

特徴

  • 速乾性に優れる
  • シワになりにくく形態保持力が高い
  • 耐久性が強く、洗濯に強い

メリット

  • 洗って干すだけでそのまま着られる
  • 旅行・出張で大活躍
  • 価格がリーズナブル

デメリット

  • 吸湿性は綿より弱い
  • 生地によっては蒸れを感じることも
  • 静電気が起きやすい
  • ※ただし近年は吸汗速乾機能の高機能ポリエステルも増加

コットン × ポリエステル(混紡)

綿の快適さとポリエステルの機能性を「いいとこ取り」した素材。

特徴

  • シワができにくくケアが簡単
  • 通気性や肌触りは綿寄り
  • 汎用性が高い

メリット

  • 扱いやすく、毎日着ても安心
  • コスパが非常に高い
  • 耐久性が強い

デメリット

  • 綿100%ほどの高級感は出にくい
  • 混紡率により質感に差が出る

リネン(麻)

夏の定番。

圧倒的な涼しさと独特の風合いが魅力。

特徴

  • 通気性が抜群
  • 速乾性に優れる
  • 肌離れがよく涼しい

メリット

  • 真夏でも快適
  • カジュアルで自然な雰囲気
  • 洗うほどに風合いが増す

メリット

  • シワが非常に出やすい
  • フォーマルには不向き
  • 初期の肌触りがやや硬いことも

生地(織り方)による違い

素材とは別に、シャツの見た目・耐久性・着心地は「織り方」でも大きく変わります。

ブロード(ポプリン)

もっとも一般的なワイシャツ生地。

上品でフォーマル向き。

特徴

  • 糸を密に織った薄手の生地
  • 滑らかで光沢が強い

メリット

  • ビジネス・フォーマルに最適
  • スーツと相性が良い清潔な印象

デメリット

  • シワが出やすい
  • 汗ばむと透け感が出ることも

オックスフォード

程よい厚みと柔らかさを持つ、カジュアル寄りの生地。

特徴

  • 「バスケット織り」という平織りの応用で構成
  • 柔らかく、やや厚みがある
  • ほどよくカジュアルな印象

メリット

  • 丈夫で長持ち
  • 1枚で着ても様になる
  • カジュアル〜ビジカジまで幅広く使える
  • ※細番手の「ピンポイントオックスフォード」はビジネスでも可能

デメリット

  • ブロードよりフォーマル度は低い
  • 夏はやや暑い

ツイル(綾織り)

斜めの織り目が特徴。高級感が出しやすい生地。

特徴

  • しなやかで光沢が出やすい
  • シワが目立ちにくい
  • 適度な厚み

メリット

  • 高級感のあるルックス
  • プレゼンなどの場で映える
  • 綿でも比較的扱いやすい

デメリット

  • 厚めなので夏は暑い
  • 光沢があるため好みが分かれることも

季節・用途別のおすすめ素材

春・秋

  • コットン(ブロード)
  • コットン×ポリエステル混紡

→ 通気性と上品さのバランスが良い。

  • リネン
  • 吸汗速乾のポリエステル
  • 混紡の薄手シャツ

→ とにかく熱がこもりにくい素材が最適。

  • オックスフォード
  • ツイル
  • 厚手のコットン

→ 保温性&耐久性を重視。

ビジネスシーンでの印象の違い

素材・生地印象適したシーン
コットン100%(ブロード)上品・清潔感商談・会議・営業
混紡シャツ実用的・安定感毎日のオフィスワーク
ポリエステル主体機能的・軽快出張・移動・事務作業
ツイル落ち着き・高級感重要な場面・プレゼン
オックスフォード柔らかくカジュアルビジカジ・オフの日
リネン軽快・ナチュラル夏のカジュアル出社

迷ったときの素材選びの結論

  • 見た目の上質さを最優先 → コットン100%(ブロード)
  • 扱いやすさ最優先 → コットン×ポリエステル混紡
  • とにかく涼しく → リネン or 吸汗速乾ポリエステル
  • 耐久性とカジュアル感 → オックスフォード
  • 柔らかく上品な雰囲気 → ツイル

以上、ワイシャツの素材についてでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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