ワイシャツの第二ボタンを開けるべきかどうか。
これは多くの社会人が一度は迷うポイントですが、実は「完全な正解」があるわけではありません。
しかし、“ビジネスシーンではどこまでが許容されるか”という観点で見れば、判断基準は明確に存在します。
ここでは、フォーマルな場からカジュアルな職場まで、状況ごとの最適解を丁寧に整理します。
結論:第二ボタンは “ビジネスでは基本NG”、ただし場面次第で許容範囲が変わる
日本の一般的なビジネスマナーでは、
- 開けてよいのは第一ボタンまで
- 第二ボタンまで開けると、ビジネスとしてはカジュアルすぎる
という見方が主流です。
とはいえ、社内だけの場やクリエイティブ系の職場など、“ビジネスの公式ルール”よりも“現場の空気”が優先される場では、第二ボタンを開けている人も珍しくありません。
要するに、
社外の人と会う場やフォーマルなシーンでは閉めるべき。
社内のカジュアルなシーンでは、状況によっては許容される。
というのが最も実践的な答えです。
第二ボタンが問題視される理由:清潔感と品位の境界線だから
第一ボタンは「ネクタイを固定するためのボタン」ですが、第二ボタンには
- のど元の露出バランス
- 清潔感
- 礼儀正しさの印象
をコントロールする役割があります。
第二ボタンを外すと首元が大きく開き、開放感はあるものの、“ややラフすぎる印象”を与えるのが避けられません。
特に年配世代や保守的な業界では、これを「だらしない」と受け取る人もいます。
【ビジネス(社外)】原則:第二ボタンは開けない
以下のような場では、第二ボタンを開けるのは基本的に避けるべきです。
- 初対面の商談・プレゼン
- 取引先・クライアントとの打ち合わせ
- 就活・転職面接
- 金融・保険・公務員・士業など保守的な業種
- 結婚式や弔事、式典
ノーネクタイ・クールビズの期間であっても、
ビジネスでは「開けてよいのは1つまで」が基本ルール
と覚えておくと安心です。
【クールビズ】“開放感OK”でも第二ボタンはNGが基本
クールビズ=自由、と思いがちですが、多くのビジネスマナー解説では「第一ボタンだけ開ける」が推奨されています。
- 清潔感
- 礼儀正しさ
- 相手への配慮
この3点から、第二ボタンまで開けるのは一段階カジュアルに落ちるためです。
ただし、炎天下の移動中など「人に会わない時間帯」で一時的に開けるのは問題ありません。
訪問前に閉めればOKです。
【創造・Web・IT系】社内の場なら第二ボタンOKのケースも多い
クリエイティブ職・ベンチャー・Web系企業などでは、服装の自由度が高く、
- 社内ミーティング
- フリースペースでの作業
- カジュアルなイベント
といった状況では、第二ボタンを開けている人も普通にいます。
ただし、ここで注意したいのは、
“社内OK=社外もOK”ではない という点。
クライアントワークがある職種では、外部の人に会うときは標準的なビジネスのマナーに戻すのが安全です。
【プライベート寄り】飲み会・移動中は第二ボタンも許容範囲
業務外の懇親会や、仕事終わりの飲み会などでは、第二ボタンを開けても全く問題ありません。
ただし、
- 取引先が同席する飲み会
- 上司が多い場
- 大人数の公式イベント
では、一段フォーマル寄りに合わせる方が安心です。
第二ボタンを“開ける時”の正しい着こなし
もし第二ボタンを開ける場合は、清潔感の維持が絶対条件になります。
インナーは必ず「見えない」タイプを選ぶ
- Vネック
- 深めUネック
丸首でインナーが見えると、一気にだらしなく映ります。
襟が寝ないシャツを選ぶ
- 形態安定シャツ
- 襟の縫製がしっかりしたもの
- サイズが合っているもの
襟が崩れると“開けている感”が強調されます。
体に合ったジャストサイズを選ぶ
胸元が広がりすぎるシャツは、清潔感が弱くなります。
まとめ:第二ボタン=絶対NGではないが、ビジネスでは基本閉める
これが最も正確な線引き。
第二ボタンは“開けても許される場”がある一方、ビジネス(特に社外対応)では明確にNG寄りとされています。
つまり、
- 仕事モード(外部との接点) → 閉める
- 社内モード(カジュアル) → 状況次第で開けても可
と覚えておくと、ほぼすべての場面に対応できます。
以上、ワイシャツの第二ボタンを開けるのはマナー違反なのかについてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
