メンズの服装の種類について

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メンズの服装には、スーツのような格式の高い装いから、日常的に着用するカジュアルファッション、スポーツやアウトドアに適した機能性の高い服装まで、さまざまな種類があります。

ただし、メンズの服装は一つの基準だけで分類できるものではありません。

主に次のような視点から分けて考えると、違いを理解しやすくなります。

  • 着用する場面や格式による分類
  • ファッションの系統による分類
  • アウターやトップスなどのアイテムによる分類
  • 季節や体形に合わせた分類

服装の種類や特徴を理解しておくと、仕事、結婚式、食事会、デート、旅行など、それぞれの場面に合ったコーディネートを選びやすくなります。

目次

格式や着用場面によって分けるメンズの服装

メンズの服装は、着用する行事や場所に応じて、求められる格式が異なります。

特に結婚式や葬儀などの冠婚葬祭、ホテルでの会食、ビジネスの場では、好きな服を自由に選ぶだけでなく、場面に適した服装を意識することが大切です。

正礼装

正礼装は、男性の礼装の中で最も格式が高い服装です。

一般的に、昼間の正礼装にはモーニングコート、夜間の正礼装には燕尾服が用いられます。

モーニングコートは、結婚式の新郎や新郎新婦の父親、公式な式典の主催者などが着用することがあります。

燕尾服は、非常に格式の高い夜の式典や舞踏会などで着用される礼装ですが、現代の日本では着用する機会は限られています。

一般の結婚式ゲストが正礼装を着ることは、通常あまりありません。

立場や会場の格式に対して服装の格が高すぎると、かえって不自然になる場合があるため注意が必要です。

準礼装・セミフォーマル

準礼装は、正礼装に次いで格式の高い服装で、セミフォーマルとも呼ばれます。

男性の場合、昼間はディレクターズスーツ、夜間はタキシードが代表的です。

ディレクターズスーツは、黒や濃紺などのジャケットに、グレー系の縞柄パンツを合わせる服装です。

格式の高い昼間の結婚式や式典などで着用されます。

タキシードは、夜の結婚式や格式のあるパーティーなどで着用される礼装です。

招待状に「ブラックタイ」と指定されている場合は、基本的にタキシードを着用します。

日本ではタキシードを準礼装として分類することが一般的ですが、国際的なドレスコードでは、ブラックタイは正式な夜の礼装として扱われます。

略礼装・インフォーマル

略礼装は、一般的な結婚式や披露宴、式典などで広く着用される礼装です。

男性の場合は、礼装用のブラックスーツや、黒に近いネイビー、チャコールグレーなどのダークスーツが代表的です。

一般的な結婚式に招待された男性ゲストは、ダークスーツに白や淡い色のシャツ、華やかさのあるネクタイを合わせることが多いでしょう。

なお、礼装用のブラックスーツと、仕事で着用する黒いビジネススーツは、必ずしも同じものではありません。

礼装用のブラックスーツは、より深い黒色の生地が使われ、光沢やステッチ、ポケットなどの仕様がビジネススーツと異なる場合があります。

また、ドレスコードにおける「インフォーマル」は、Tシャツやデニムなどの気軽な普段着を意味するとは限りません。

ダークスーツなど、ある程度きちんとした服装が求められることがあります。

平服

招待状などに「平服でお越しください」と書かれている場合があります。

平服とは、正礼装や準礼装ほど格式の高い服装でなくてもよいという意味です。

部屋着や日常的な普段着を指すものではありません。

男性の場合は、ダークスーツや落ち着いたジャケットスタイルなどが適しています。

行事の内容や会場によって適切な服装は異なるため、ホテルや高級レストランでの会食では、普段着よりも上品な装いを意識しましょう。

ビジネスフォーマル

ビジネスフォーマルは、重要な商談、式典、会議、顧客への訪問などで着用する、格式の高い仕事着です。

一般的には、無地や控えめな柄のダークスーツに、白いシャツ、落ち着いた色のネクタイを合わせます。

靴は、黒や濃いブラウンの装飾が少ない革靴が適しています。

ただし、非常に格式の高い場面や保守的な業界では、黒い革靴を選ぶほうが無難です。

ビジネスフォーマルは、冠婚葬祭における正礼装や準礼装とは異なり、仕事における服装の基準です。

ビジネスカジュアル

ビジネスカジュアルは、スーツほど堅苦しくないものの、仕事の場にふさわしい清潔感と上品さを備えた服装です。

代表的な組み合わせには、次のようなものがあります。

  • テーラードジャケットとスラックス
  • ジャケットとチノパン
  • シャツとセンタープレスパンツ
  • ニットとスラックス
  • ポロシャツときれいめなパンツ

ただし、ビジネスカジュアルには世界共通の厳密な基準がありません。

デニムやスニーカーが認められている職場もあれば、襟付きシャツや革靴が求められる職場もあります。

会社の服装規定、業界の雰囲気、会う相手に合わせて判断することが大切です。

スマートカジュアル

スマートカジュアルは、普段着よりも上品で、スーツほど堅くない服装です。

ホテル、高級レストラン、婚約の顔合わせ、同窓会、パーティー、デートなどで指定されることがあります。

男性の場合は、ジャケットにシャツやニットを合わせ、スラックスやきれいめなチノパンを組み合わせるのが基本です。

ネクタイは通常必須ではありませんが、会場や行事の格式によっては着用しても問題ありません。

スマートカジュアルでは、服の価格やブランドよりも、サイズ感、清潔感、素材の上品さが重視されます。

カジュアル

カジュアルは、フォーマルではない日常的な服装を広く指す言葉です。

Tシャツ、デニム、パーカー、スウェット、スニーカーなどを取り入れた服装が代表的です。

ただし、カジュアルであっても、服に汚れやしわが目立っていたり、サイズが極端に合っていなかったりすると、だらしない印象になることがあります。

大人の男性がカジュアルスタイルを取り入れる場合は、色数を抑え、無地やシンプルなデザインを中心にすると、清潔感のある服装にまとめやすくなります。

ファッションの系統によって分けるメンズの服装

メンズファッションには、アイテムの組み合わせ、色、素材、シルエットなどによって、さまざまな系統があります。

ただし、ファッションの系統には厳密な定義や境界があるわけではありません。

一つのコーディネートに、複数の系統の特徴が含まれることもあります。

きれいめスタイル

きれいめスタイルは、清潔感と上品さを重視した服装です。

テーラードジャケット、シャツ、ニット、スラックス、革靴などを中心に構成します。

色は、白、黒、ネイビー、グレー、ベージュなど、落ち着いたものがよく使われます。

デート、食事、買い物、少し改まった外出など、幅広い場面に対応しやすいスタイルです。

きれいめスタイルを作る際は、次のポイントを意識しましょう。

  • 体形に合ったサイズを選ぶ
  • 使用する色を増やしすぎない
  • 派手なロゴや装飾を控える
  • 靴やバッグを清潔に保つ
  • シャツやパンツのしわを整える

きれいめカジュアル

きれいめカジュアルは、上品なアイテムとカジュアルなアイテムを組み合わせたスタイルです。

例えば、ジャケットにTシャツを合わせたり、シャツにデニムを合わせたりします。

すべてをきれいめなアイテムでまとめると堅い印象になりやすいため、スニーカーやデニムなどを取り入れて、適度にカジュアルさを加えます。

ファッション初心者でも挑戦しやすく、年代を問わず取り入れやすいスタイルです。

アメカジ

アメカジは、アメリカンカジュアルの略です。

アメリカのワークウェア、ミリタリーウェア、学生文化、スポーツウェアなどをルーツとしています。

代表的なアイテムには、次のようなものがあります。

  • デニムジャケット
  • ジーンズ
  • チェックシャツ
  • スウェット
  • スタジャン
  • チノパン
  • ワークブーツ
  • スニーカー

アメカジは非常に幅広いファッションで、ワーク、ミリタリー、アイビー、プレッピーなどの要素を含むことがあります。

丈夫な素材や経年変化を楽しめるアイテムが多く、長く着用しやすい点も特徴です。

ワークスタイル

ワークスタイルは、作業着をルーツとするファッションです。

カバーオール、オーバーオール、ペインターパンツ、ワークシャツ、デニム、ワークブーツなどを取り入れます。

丈夫な生地、大きなポケット、実用的なデザインが特徴です。

全身をワークアイテムでまとめると重たい印象になることがあるため、白いTシャツやシンプルなスニーカーなどを合わせると、現代的に着こなしやすくなります。

ミリタリースタイル

ミリタリースタイルは、軍用衣料をルーツとするデザインを取り入れたファッションです。

代表的なアイテムには、次のようなものがあります。

  • MA-1
  • M-65ジャケット
  • カーゴパンツ
  • モッズコート
  • トレンチコート
  • フィールドジャケット

カーキ、オリーブ、ベージュ、ネイビーなどの落ち着いた色が多く、機能的なポケットや丈夫な素材が特徴です。

ミリタリーアイテムは存在感が強いため、一つのコーディネートに一着程度取り入れると、バランスよくまとまりやすくなります。

ストリートスタイル

ストリートスタイルは、ヒップホップ、スケートボード、音楽、若者文化などから発展したファッションです。

オーバーサイズのTシャツやパーカー、ワイドパンツ、スニーカー、キャップなどを取り入れます。

ブランドロゴ、グラフィック、鮮やかな色を使用したアイテムも多く見られます。

現在のストリートファッションには、スポーツ、モード、古着、アウトドアなど、さまざまな要素が取り入れられています。

スポーツミックス

スポーツミックスは、スポーツウェアやスポーツブランドのアイテムを、日常的な服装に組み合わせるスタイルです。

トラックジャケット、ナイロンジャケット、スニーカー、ジョガーパンツ、キャップなどが使われます。

全身をスポーツウェアだけでまとめるのではなく、スラックスにスニーカーを合わせたり、コートの下にパーカーを着たりすると、街着として取り入れやすくなります。

アスレジャー

アスレジャーは、「アスレチック」と「レジャー」を組み合わせた言葉です。

運動着の機能性と、日常着としてのファッション性を兼ね備えたスタイルを指します。

伸縮性のあるパンツ、吸汗速乾性のあるトップス、パーカー、ジョガーパンツ、スポーツスニーカーなどが代表的です。

スポーツミックスと似ていますが、アスレジャーは、運動にも日常生活にも対応できる機能性を重視する傾向があります。

動きやすいため、旅行、買い物、散歩、軽い運動などにも適しています。

アウトドアスタイル

アウトドアスタイルは、登山、キャンプ、ハイキングなどに使われる機能的な服を、日常のファッションに取り入れたものです。

代表的なアイテムには、次のようなものがあります。

  • マウンテンパーカー
  • フリース
  • ダウンジャケット
  • カーゴパンツ
  • トレッキングシューズ
  • ベスト

防水性、防風性、保温性、速乾性などを備えたアイテムが多く、見た目だけでなく実用性にも優れています。

ただし、街着用にデザインされたアウトドア風アイテムには、本格的な防水性や防寒性が備わっていない場合もあります。

ノームコア

ノームコアは、流行や過度な個性の主張から距離を置き、あえて普通に見える服装を選ぶスタイルです。

無地のTシャツ、デニム、スウェット、チノパン、シンプルなスニーカーなどがよく使われます。

一見すると目立たない服装ですが、サイズ感、素材、シルエットを整えることで、洗練された印象を作ります。

ミニマルスタイル

ミニマルスタイルは、色、装飾、アイテム数を抑えた、簡潔なファッションです。

白、黒、グレー、ネイビーなどを中心に、無地で装飾の少ないアイテムを組み合わせます。

ノームコアが「普通らしさ」や「定番性」を重視するのに対し、ミニマルスタイルは、無駄を省いたデザインや統一感を重視する傾向があります。

少ない服で着回しやすいため、ワードローブを整理したい男性にも向いています。

モードスタイル

モードスタイルは、流行やデザイナーの表現を取り入れた、デザイン性の高いファッションです。

日本でモード系と呼ばれるスタイルでは、黒やモノトーン、個性的なシルエット、ロング丈のアウター、ワイドパンツなどがよく使われます。

ただし、モードファッションが必ず黒を基調とするわけではありません。

色、柄、素材、シルエットを大胆に使い、一般的な着こなしとは異なる表現を楽しむスタイルも含まれます。

トラッドスタイル

トラッドは、トラディショナルの略で、英国や米国の伝統的な服装をもとにしたスタイルです。

テーラードジャケット、ブレザー、ボタンダウンシャツ、チノパン、ローファーなどを使用します。

チェック柄やストライプ柄もよく取り入れられます。

落ち着きと知的な印象があり、年代を問わず着用しやすいスタイルです。

アイビースタイル

アイビースタイルは、アメリカ東部の名門大学に通う学生の服装をルーツとするスタイルです。

代表的なアイテムには、次のようなものがあります。

  • ネイビーブレザー
  • ボタンダウンシャツ
  • チノパン
  • ローファー
  • レジメンタルタイ
  • チルデンニット

トラッドスタイルの一つで、若々しさと清潔感を備えている点が特徴です。

プレッピースタイル

プレッピースタイルは、アメリカの名門私立学校に通う学生をイメージしたファッションです。

ポロシャツ、カーディガン、チルデンニット、ショートパンツ、ローファーなどを取り入れます。

アイビースタイルよりも色使いや柄が自由で、カジュアルで若々しい印象があります。

フレンチカジュアル

フレンチカジュアルは、フランスの日常着をイメージした、シンプルで自然体なスタイルです。

ボーダーTシャツ、白シャツ、細身のパンツ、ステンカラーコート、革靴などを組み合わせます。

派手な装飾を避け、上品さと適度な抜け感を両立させるのが特徴です。

ただし、フランス人の服装全体を表すものではなく、日本のファッション市場で形成されたイメージも含まれています。

イタリアンスタイル

イタリアンスタイルは、体のラインを美しく見せるシルエットと、華やかさや色気を感じさせる着こなしが特徴です。

細身のジャケット、テーパードパンツ、シャツ、ニット、革靴などがよく使われます。

ネイビー、ブラウン、ベージュなどを上品に組み合わせることが多く、ジャケットスタイルとの相性に優れています。

ただし、イタリア人男性の服装全体を一つの系統で表すものではなく、一般的なファッションイメージとして使われる言葉です。

韓国系ファッション

韓国系ファッションは、韓国の音楽、ドラマ、若者文化などの影響を受けたスタイルです。

代表的な傾向として、次のような着こなしがあります。

  • オーバーサイズのトップス
  • ワイドパンツ
  • モノトーンの配色
  • 厚底スニーカー
  • きれいめとストリートの組み合わせ

ただし、韓国系ファッションには、ストリート、ミニマル、モード、プレッピー、アウトドアなど、幅広い系統があります。

流行の変化が比較的早いため、オーバーサイズや厚底などは代表的な傾向の一つとして考えるとよいでしょう。

古着スタイル

古着スタイルは、過去に製造され、以前に誰かが所有または着用した衣類を取り入れるファッションです。

デニム、スウェット、柄シャツ、ミリタリージャケット、革ジャンなど、幅広いアイテムが使われます。

年代、生産国、ブランドによってデザインが異なるため、ほかの人と服装が重なりにくく、個性を表現しやすい点が特徴です。

なお、古着とヴィンテージは完全に同じ意味ではありません。

ヴィンテージは、古さだけでなく、希少性、デザイン、品質、歴史的価値などが評価される衣類に使われる言葉です。

古着風に加工された新品は、古着には含まれません。

メンズアウターの種類

アウターは、トップスの上から着用する衣類です。

防寒や雨風への対策だけでなく、コーディネート全体の印象を大きく左右します。

テーラードジャケット

テーラードジャケットは、スーツの上着に似た形をしたジャケットです。

シャツやスラックスと合わせればビジネス寄りに、Tシャツやデニムと合わせればきれいめカジュアルに着こなせます。

仕事、食事、デートなど、幅広い場面で使いやすいアイテムです。

ブレザー

ブレザーは、単独で着用するジャケットの一種です。

特にネイビーの生地に金属ボタンを組み合わせたデザインが代表的で、トラッド、アイビー、ビジネスカジュアルなどに取り入れられます。

すべてのブレザーに金属ボタンや紋章が付いているわけではありません。

ブルゾン

ブルゾンは、比較的着丈が短いカジュアルアウターの総称です。

裾や袖口をリブやゴムで絞ったデザインも多く見られます。

MA-1、スイングトップ、ハリントンジャケットなども、広い意味ではブルゾンの一種です。

デニムジャケット

デニムジャケットは、デニム生地を使用した短丈のジャケットです。

日本では、Gジャンとも呼ばれます。

Tシャツ、パーカー、チノパン、スラックスなど、さまざまなアイテムと合わせられます。

レザージャケット

レザージャケットは、天然皮革や合成皮革などを使用したジャケットです。

代表的な種類には、ライダースジャケット、フライトジャケット、ボンバージャケットなどがあります。

重厚感や男らしい印象を演出しやすい一方、存在感が強いため、インナーやパンツをシンプルにまとめると着こなしやすくなります。

マウンテンパーカー

マウンテンパーカーは、登山用の防風着や雨具をルーツとするアウターです。

フードが付いており、防水性、防風性、透湿性などに優れた商品も多くあります。

ただし、街着用に作られた商品には、本格的な防水性能が備わっていない場合があります。

トレンチコート

トレンチコートは、軍用コートをルーツとするアウターです。

肩のエポーレット、腰のベルト、前面の二列ボタンなどが代表的な特徴です。

スーツの上にも普段着にも合わせやすく、春や秋に活躍します。

ステンカラーコート

ステンカラーコートは、襟の後ろが高く、前に向かって低くなる形状のコートです。

装飾が少なくシンプルなため、ビジネスにもカジュアルにも使いやすいアイテムです。

チェスターコート

チェスターコートは、テーラードジャケットの着丈を長くしたような形のコートです。

上品で大人らしい印象があり、スーツ、ニット、シャツ、スラックスなどと合わせやすい特徴があります。

ダウンジャケット

ダウンジャケットは、主にダウンやフェザーなどの羽毛を中綿に使用した、防寒性の高いアウターです。

ボリュームが出やすいため、パンツのシルエットを整えたり、色数を抑えたりすると、全体のバランスを取りやすくなります。

化学繊維の中綿を使用したものは、一般に中綿ジャケットや化繊ジャケットと呼ばれます。

メンズトップスの種類

トップスは、上半身に着用する衣類の総称です。

一枚で着用するだけでなく、ジャケットやコートのインナーとしても使用します。

Tシャツ

Tシャツは、メンズファッションの基本となるアイテムです。

無地、プリント、ロゴ、ボーダーなど、さまざまなデザインがあります。

首元の形には、クルーネック、Vネック、ヘンリーネックなどがあります。

シャツ

シャツには、ドレスシャツ、カジュアルシャツ、ワークシャツ、オープンカラーシャツなどがあります。

ビジネスでは、白や淡いブルーのシャツが基本です。

カジュアルでは、チェック柄、デニム素材、リネン素材、柄物なども取り入れられます。

ポロシャツ

ポロシャツは、襟とボタンが付いた半袖または長袖のトップスです。

Tシャツより上品で、シャツよりもリラックスした印象があります。

職場の服装規定によっては、夏のビジネスカジュアルにも取り入れられます。

ニットウェア

ニットウェアは、編地を使用した衣類です。

代表的な種類には、セーター、カーディガン、ニットベストなどがあります。

首元のデザインには、クルーネック、Vネック、タートルネックなどがあります。

厚手のニットは秋冬の防寒に適し、薄手のニットは春や冷房対策にも使用できます。

スウェット

スウェットは、柔らかく伸縮性のあるスウェット生地を使用したトップスです。

クルーネックタイプは、日本ではトレーナーとも呼ばれます。

カジュアルな印象が強いものの、無地で落ち着いた色を選べば、大人らしく着こなせます。

パーカー

パーカーは、日本ではフードが付いたスウェットやジャケットなどを広く指す言葉です。

一枚で着用するほか、コートやジャケットのインナーとしても使われます。

フードにボリュームがあるため、重ね着では首元や肩まわりのバランスを意識しましょう。

メンズパンツの種類

パンツは、シルエットや素材によって、コーディネートの印象を大きく変えるアイテムです。

スラックス

スラックスは、スーツやジャケットスタイルなどに使われる、きれいめなパンツです。

センタープレスが入っているものが多く、脚をすっきり見せやすい特徴があります。

現在では、カジュアルなトップスやスニーカーと合わせる着こなしも一般的です。

チノパン

チノパンは、チノクロスや、それに近い生地を使用したパンツです。

ベージュ、ネイビー、カーキなどが定番で、シャツ、ニット、ジャケット、スニーカーなどと合わせやすいアイテムです。

現在は、綿だけでなく、ポリエステルやポリウレタンなどを混紡した商品も多くあります。

デニムパンツ

デニムパンツは、一般的にジーンズとも呼ばれます。

主なシルエットには、次のようなものがあります。

  • 細身のスキニー
  • 標準的なストレート
  • 裾に向かって細くなるテーパード
  • ゆとりのあるワイド
  • 膝下から広がるフレア

色落ちやダメージ加工の有無によっても印象が変わります。

カーゴパンツ

カーゴパンツは、脚の側面に大きなポケットが付いたパンツです。

軍用衣料をルーツとし、ミリタリー、ワーク、ストリートなどのスタイルに取り入れられます。

細身のものから、ゆったりとしたワイドシルエットまで、さまざまな種類があります。

ワイドパンツ

ワイドパンツは、太ももから裾にかけて、ゆとりのあるパンツです。

体のラインを拾いにくく、リラックス感のある着こなしができます。

トップスも大きくすると全体が重く見えることがあるため、丈やシルエットのバランスを調整することが大切です。

イージーパンツ

イージーパンツは、ウエストがゴムやひもで調整できるパンツです。

着心地がよく、普段着、旅行、在宅勤務などに適しています。

センタープレス入りや上品な素材を選べば、きれいめな服装にも取り入れられます。

ショートパンツ

ショートパンツは、主に夏に着用する短丈のパンツです。

落ち着いた印象にまとめたい場合は、太ももが大きく露出する極端に短い丈を避け、膝上から膝付近の丈を選ぶと取り入れやすくなります。

ただし、適切な丈は、体形、流行、着用する場所によって異なります。

メンズシューズの種類

靴は、コーディネート全体の印象を整える重要なアイテムです。

服装が整っていても、靴が汚れていると清潔感を損なうことがあります。

革靴

革靴には、次のような種類があります。

  • ストレートチップ
  • プレーントゥ
  • ウイングチップ
  • ローファー
  • モンクストラップ

ビジネスでは、黒や濃いブラウンの革靴が一般的です。

冠婚葬祭では黒が基本で、特に葬儀では、装飾や光沢を抑えた黒い革靴を選びます。

黒の内羽根式ストレートチップは、ビジネスや格式の高い場面に対応しやすい革靴です。

スニーカー

スニーカーは、カジュアルスタイルに欠かせない靴です。

主な種類には、ローテク、ハイテク、ランニング、バスケットボール、スケートボードなどがあります。

きれいめな服装には、白や黒を基調とした、装飾の少ないスニーカーが合わせやすいでしょう。

ブーツ

ブーツには、次のような種類があります。

  • ワークブーツ
  • サイドゴアブーツ
  • チャッカブーツ
  • エンジニアブーツ
  • マウンテンブーツ

秋冬の防寒や雨対策に使えるほか、コーディネートに重厚感を加えられます。

サンダル

サンダルには、レザーサンダル、スポーツサンダル、シャワーサンダルなどがあります。

夏場の普段着に適していますが、ビジネス、式典、格式のあるレストランなどには基本的に向きません。

体形に合わせたメンズ服の選び方

メンズファッションでは、流行やブランド以上に、体に合ったサイズを選ぶことが重要です。

ただし、体形別の選び方はあくまで一般的な目安です。

隠すことだけを目的にせず、自分が心地よく着られる服や、目指したい印象に合わせて選びましょう。

細身体形の場合

細身体形の男性は、極端に細い服を選ぶと、華奢な印象が強くなることがあります。

適度にゆとりのあるトップス、厚みのあるニット、ジャケットなどを取り入れると、自然なボリュームを出しやすくなります。

ただし、大きすぎる服は、服に着られているように見えることがあるため注意しましょう。

がっちりした体形の場合

肩幅や胸板がある男性は、体に密着しすぎる服を避け、適度に余裕のあるサイズを選ぶことが大切です。

厚手で硬い生地よりも、適度に落ち感のある素材を選ぶと、上半身が大きく見えすぎるのを抑えやすくなります。

お腹まわりが気になる場合

お腹まわりを隠そうとして、大きすぎる服を選ぶと、かえって体全体が大きく見えることがあります。

肩幅は適正サイズを選び、胴まわりに少し余裕のあるトップスを選びましょう。

ジャケットやコートで縦のラインを作ることも、すっきり見せる方法の一つです。

身長が低めの場合

身長が低めの男性は、服の丈が長すぎないように調整すると、全体のバランスを整えやすくなります。

パンツの裾に余分なたるみを作らず、トップスやアウターの着丈を体形に合わせることが大切です。

全身を近い色でまとめると、縦のラインを強調しやすくなります。

ただし、身長が低めだからといって、ロングコートやワイドパンツが着られないわけではありません。

肩幅、袖丈、パンツ丈などを整えれば、幅広い服を着こなせます。

季節別に見るメンズの基本的な服装

季節に合った服装を選ぶ際は、季節名だけでなく、当日の気温、湿度、風、雨、屋内の空調も確認することが大切です。

春の服装

春は、朝晩と日中の寒暖差に対応できる重ね着が基本です。

シャツ、薄手のニット、カーディガン、スウェット、ライトジャケット、ステンカラーコートなどが活躍します。

ベージュ、ライトグレー、サックスブルー、淡いグリーンなどを取り入れると、春らしい印象になります。

夏の服装

夏は、通気性、速乾性、清潔感が重要です。

Tシャツ、ポロシャツ、半袖シャツ、リネンシャツ、薄手のパンツ、ショートパンツなどを選びます。

汗じみや透けが気になる場合は、吸汗速乾性のあるインナーを使用すると快適です。

屋内では冷房が強い場合もあるため、薄手のカーディガンやシャツを持っておくと便利です。

秋の服装

秋は、シャツ、ニット、スウェット、デニムジャケット、ブルゾンなどを使った重ね着がしやすい季節です。

ブラウン、カーキ、ボルドー、ネイビー、チャコールグレーなどの深みのある色がよく合います。

日によって気温差が大きいため、脱ぎ着しやすい服装を意識しましょう。

冬の服装

冬は、防寒性と着膨れしないバランスが重要です。

コート、ダウンジャケット、ニット、フリース、保温インナーなどを組み合わせます。

厚手の服を一枚だけ着るよりも、薄手の服を複数重ねるほうが温度調整しやすい場合があります。

ただし、暖かさは重ねる枚数だけでなく、素材の保温性、吸湿性、防風性によっても変わります。

メンズの服装を選ぶときのポイント

メンズの服装は、流行しているアイテムを選ぶだけでは整いません。

着用する場面、サイズ感、色、清潔感を意識することで、シンプルな服装でも好印象につながります。

着用する場面に合わせる

服装を選ぶときは、最初に「どこへ行くのか」「誰と会うのか」を考えましょう。

同じカジュアルな服装でも、近所への買い物と、高級レストランでの食事では、求められる上品さが異なります。

会場や相手に対して失礼のない服装を選ぶことが大切です。

サイズ感を優先する

高価な服でも、サイズが合っていなければ魅力を十分に引き出せません。

特に確認したい部分は、次のとおりです。

  • 肩幅
  • 袖丈
  • 着丈
  • 身幅
  • ウエスト
  • パンツ丈

ジャケットやシャツは肩の位置が合っているか、パンツは裾が余りすぎていないかを確認しましょう。

色数を増やしすぎない

コーディネートに使う色が多すぎると、全体がまとまりにくくなります。

初心者の場合は、白、黒、ネイビー、グレー、ベージュなどを中心に、全身を3色程度にまとめると統一感を出しやすくなります。

ただし、必ず3色以内にしなければならないわけではありません。

ベースとなる色を決め、差し色を少量加えると、まとまりのある服装を作りやすくなります。

清潔感を整える

メンズの服装では、服の種類やブランド以上に清潔感が重要です。

次の点を確認しましょう。

  • 服にしわや汚れがないか
  • ニットやスウェットに毛玉がないか
  • 色あせや型崩れが目立たないか
  • 靴が汚れていないか
  • バッグが傷んでいないか

また、髪型、ひげ、爪、香りなども服装全体の印象に影響します。

年齢よりも場面と清潔感を意識する

ファッションに厳密な年齢制限はありません。

ただし、派手なロゴ、強いダメージ加工、極端なオーバーサイズなどは、着用する場所によっては幼く見えることがあります。

年齢だけで判断するのではなく、場面に合っているか、清潔感があるか、自分に似合っているかを基準に考えることが大切です。

ファッション初心者がそろえやすいメンズ服

最初から多くの服を購入する必要はありません。

着回しやすい基本アイテムからそろえると、少ない服でも複数のコーディネートを作れます。

トップス

初心者がそろえやすいトップスには、次のようなものがあります。

  • 白の無地Tシャツ
  • 黒やネイビーの無地Tシャツ
  • 白や淡いブルーのシャツ
  • ネイビーやグレーのニット
  • シンプルなスウェット

パンツ

着回しやすいパンツには、次のようなものがあります。

  • 黒やネイビーのスラックス
  • ベージュやネイビーのチノパン
  • 濃紺のデニム
  • 黒やチャコールグレーのイージーパンツ

アウター

初心者が使いやすいアウターには、次のようなものがあります。

  • テーラードジャケット
  • シンプルなブルゾン
  • ステンカラーコート
  • 無地のダウンジャケット

さまざまな服装に合わせやすい靴には、次のようなものがあります。

  • 白や黒のシンプルなスニーカー
  • 黒の革靴
  • 濃いブラウンの革靴
  • シンプルなサイドゴアブーツ

必要な服は、職業、生活環境、よく出かける場所によって異なります。

スーツを着る機会が多い人と、在宅勤務が中心の人では、そろえるべき服も変わります。

自分の生活に合ったアイテムから購入しましょう。

メンズの服装は場面・サイズ・清潔感で選ぶ

メンズの服装には、フォーマル、ビジネス、きれいめ、アメカジ、ストリート、アウトドア、モードなど、さまざまな種類があります。

ただし、ファッションの系統には厳密な境界がなく、一つの服装に複数の要素が含まれることも珍しくありません。

服装の名称を覚えること以上に大切なのは、着用する場面に合っているかどうかです。

さらに、体に合ったサイズを選び、使用する色を整理し、服や靴を清潔に保つことで、シンプルな服装でも好印象につながります。

ファッション初心者は、白、黒、ネイビー、グレー、ベージュなどの定番色を中心に、無地で着回しやすいアイテムからそろえると、毎日のコーディネートを組み立てやすくなるでしょう。

以上、メンズの服装の種類についてでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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