スラックスのアイロンのかけ方について

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目次

スラックスにアイロンをかける前に確認すること

スラックスにアイロンをかけるときは、ただシワを伸ばすだけでなく、センタープレスをきれいに整え、テカリや型崩れを防ぐことが大切です。

シャツのようにアイロンを広く滑らせてしまうと、生地が傷んだり、余計な折り目がついたりすることがあります。

特にビジネス用のスラックスは、折り目の美しさが清潔感に直結するため、素材や洗濯表示を確認したうえで丁寧に仕上げましょう。

洗濯表示を確認する

まずは、スラックスの内側についている洗濯表示を確認します。

アイロン記号は、点の数によってアイロン底面温度の上限が示されています。

現行の表示では、点1つが120℃まで、点2つが160℃まで、点3つが210℃までの目安です。

ただし、以前の表示では、点1つが110℃まで、点2つが150℃まで、点3つが200℃までを示す場合もあります。

そのため、スラックスに付いている表示を必ず確認し、その指示に従うことが重要です。

アイロン表示温度の目安注意点
点1つ120℃まで低温でかける。デリケート素材は特に注意
点2つ160℃まで中温でかける。ウールやポリエステル混に多い
点3つ210℃まで高温でかけられる。綿や麻に多い
アイロンに×アイロン禁止家庭でのアイロンは避ける

素材ごとの目安はありますが、最終的には洗濯表示を優先しましょう。

同じウール混やポリエステル混でも、加工方法、裏地、ストレッチ性、芯地の有無によって適した温度は異なります。

当て布を用意する

スラックスにアイロンをかけるときは、基本的に当て布を使うのがおすすめです。

当て布とは、スラックスとアイロンの間に挟む布のことです。

直接アイロンを当てないことで、熱や圧力がやわらぎ、生地のテカリや傷みを防ぎやすくなります。

特に、黒、ネイビー、チャコールグレーなど濃い色のスラックスは、テカリが出ると目立ちやすいため注意が必要です。

当て布には、薄手の綿ハンカチ、白い手ぬぐい、薄い綿布などが使えます。

色柄物の布は色移りする可能性があるため、白や淡色のものを使うと安心です。

スチームの使用可否を確認する

スチームは、スラックスのシワを伸ばしたり、センタープレスを整えたりするのに役立ちます。

ただし、洗濯表示でスチームなしの指定がある場合は、スチームを使わずドライアイロンで仕上げましょう。

素材によっては、水分や蒸気で風合いが変わったり、生地にダメージが出たりすることがあります。

初めてアイロンをかけるスラックスの場合は、目立たない部分で軽く試してから全体にかけると安心です。

スラックスのアイロンに必要なもの

スラックスにアイロンをかける前に、必要な道具をそろえておきましょう。

用意するもの

スラックスのアイロンがけには、以下のものを用意します。

  • アイロン
  • アイロン台
  • 当て布
  • 霧吹き
  • スラックス用ハンガー
  • 必要に応じて衣類ブラシ

霧吹きは、強いシワを伸ばしたいときや、センタープレスを整えたいときに便利です。

ただし、濡らしすぎると水ジミや縮みの原因になる場合があるため、軽く湿らせる程度にとどめましょう。

アイロン台がない場合

アイロン台がない場合は、厚手のバスタオルを平らな場所に敷いて代用することもできます。

ただし、熱に弱いテーブルや床の上で直接アイロンをかけるのは避けましょう。

熱や蒸気で家具が傷んだり、変色したりすることがあります。

また、スラックスは立体的な衣類なので、できればアイロン台を使った方が腰まわりや脚のラインを整えやすくなります。

スラックスの基本的なアイロンのかけ方

スラックスのアイロンがけは、順番を意識するときれいに仕上がります。

基本の流れは、腰まわりを整え、脚部分のシワを取り、最後にセンタープレスを仕上げるという順番です。

基本の手順

スラックスのアイロンは、次の流れで行います。

  1. ポケットや腰まわりを整える
  2. 脚部分のシワを片脚ずつ取る
  3. センタープレスを整える
  4. 裾まわりを仕上げる
  5. ハンガーにかけて冷ます

ポイントは、アイロンを強くこすりつけないことです。

スラックスは、アイロンを滑らせるよりも、上から軽く押さえるように使う方がきれいに仕上がります。

ポケットや腰まわりのアイロンのかけ方

スラックスの腰まわりは、ベルトループ、ファスナー、ボタン、ポケット、タックなどがあるため、凹凸が多い部分です。

無理に平らにしてアイロンをかけると、縫い代やポケットの跡が表に出てしまうことがあります。

ポケット袋を整える

ポケットまわりは、必要に応じて裏側から軽く整えます。

ポケットの袋布が丸まっていたり、折れていたりすると、表側に不自然な膨らみが出やすくなります。

まずは手でポケット袋を平らに整え、当て布をして軽くアイロンを当てましょう。

表から強く押さえると、ポケットの形が浮き出てしまうことがあるため注意が必要です。

腰まわりは少しずつかける

腰まわりは平面ではなく、体に沿うように立体的に作られています。

そのため、アイロン台の端を使いながら、少しずつ位置をずらしてかけるのがコツです。

一度に広い範囲を押さえるのではなく、シワが気になる部分を軽く整える程度で十分です。

タックは潰さない

タック入りのスラックスは、タックの向きが崩れないように注意します。

タックを強く押し潰してしまうと、腰まわりの立体感が失われ、シルエットが不自然になることがあります。

元の折り目に沿って、軽く形を整える程度にしましょう。

脚部分のアイロンのかけ方

腰まわりを整えたら、次は脚部分のシワを取ります。

脚部分は面積が広いため、両脚を重ねて一気にかけたくなりますが、きれいに仕上げるには片脚ずつ行うのが基本です。

片脚ずつアイロン台に置く

スラックスをアイロン台の上に置き、片脚ずつ広げます。

このとき、内側の縫い目と外側の縫い目を確認しながら、生地を手で軽く整えます。

生地がねじれたままアイロンをかけると、余計なシワや折り目がついてしまうため注意しましょう。

当て布をして軽く押さえる

脚部分には当て布を置き、アイロンを軽く押し当てるようにかけます。

シャツのようにアイロンを大きく前後に滑らせると、生地が伸びたり、表面がこすれてテカリが出たりすることがあります。

スラックスの場合は、アイロンを置いて、軽く押さえて、離すという動きを繰り返すのが基本です。

強く押しつけない

シワを伸ばそうとして、体重をかけるように強く押しつけるのは避けましょう。

特にウールや濃色のスラックスは、熱と圧力で生地表面が潰れるとテカリが出やすくなります。

シワが気になる場合は、スチームや霧吹きを使いながら、少しずつ整える方が安全です。

センタープレスの整え方

スラックスをきれいに見せるうえで、特に重要なのがセンタープレスです。

センタープレスとは、脚の前後に入っている縦の折り目のことです。

センタープレスがまっすぐ入っていると、脚のラインがすっきり見え、清潔感のある印象になります。

一方で、折り目が曲がっていたり、二重になっていたりすると、だらしなく見えてしまうことがあります。

縫い目をそろえる

センタープレスを整えるときは、まず縫い目をそろえます。

片脚をアイロン台に置き、内側の縫い目と外側の縫い目がきれいに重なるように整えます。

この状態で自然に前後にできる折り目が、センタープレスの位置です。

既存の折り目が残っている場合は、そのラインに沿ってアイロンをかけましょう。

別の位置に新しく折り目をつけると、二重線になりやすいため注意が必要です。

裾側から上に向かってプレスする

センタープレスは、裾側から上に向かって少しずつプレスすると、折り目がずれにくくなります。

当て布を置き、アイロンを横に動かさず、スタンプを押すように数秒ずつ押し当てます。

一気に長い距離をかけようとすると、途中でラインが曲がることがあるため、少しずつ位置を変えながら進めましょう。

折り目をしっかりつけたい場合

センタープレスをしっかりつけたい場合は、当て布を霧吹きで軽く湿らせてからプレスすると効果的です。

ただし、濡らしすぎると水ジミや縮みの原因になる場合があります。

湿らせるのは、あくまで当て布が少ししっとりする程度にしましょう。

また、ポリエステル混のスラックスは折り目が残りやすい反面、間違った位置でプレスすると二重線も残りやすいです。

アイロンを当てる前に、センタープレスの位置を必ず確認しましょう。

裾まわりのアイロンのかけ方

裾まわりは、歩いたときの擦れや座ったときの折れによって、シワやヨレが出やすい部分です。

特にダブル仕上げのスラックスは、折り返し部分にホコリがたまりやすく、形も崩れやすいため、丁寧に整えましょう。

裾のラインを整える

裾をアイロン台に置き、手でラインを整えます。

裾上げ部分や縫い目の上を強く押さえると、縫い代の跡が表に出ることがあります。

当て布を使い、軽く押さえるようにアイロンを当てましょう。

ダブル仕上げは折り返し部分に注意する

ダブル仕上げのスラックスは、折り返し部分が厚くなっています。

強くプレスしすぎると、裾だけ不自然に硬く見えたり、縫い目の跡が目立ったりすることがあります。

形を整える程度に、軽く仕上げるのがポイントです。

アイロン後はハンガーにかけて冷ます

アイロンをかけ終わったスラックスは、すぐに畳んだり穿いたりせず、ハンガーにかけて冷まします。

アイロン直後の生地は、熱と湿気を含んでいて形が安定していません。

この状態で畳むと、新しいシワがついたり、センタープレスが崩れたりすることがあります。

熱と湿気を逃がす

アイロン後は、風通しのよい場所でしばらく吊るしておきます。

スラックス用のハンガーにかけ、センタープレスのラインをそろえて吊るすと、折り目が崩れにくくなります。

クリップ式ハンガーを使う場合

クリップ式ハンガーを使う場合は、裾を挟んで逆さに吊るすと、スラックスの重みで自然にシワが伸びやすくなります。

ただし、クリップ跡がつくことがあるため、挟む位置を整えたり、薄い布を挟んだりすると安心です。

素材別のアイロンのかけ方

スラックスは、素材によってアイロンの温度や扱い方が変わります。

同じスラックスでも、ウール、ポリエステル、綿、レーヨン、ポリウレタン混など、使われている素材によって注意点が異なります。

必ず洗濯表示を確認したうえで、素材に合った方法でアイロンをかけましょう。

ウールスラックスの場合

ウールスラックスは、ビジネス用のスラックスによく使われる素材です。

ウールはスチームでシワを整えやすい一方、強い圧力をかけると生地表面が潰れ、テカリが出やすくなります。

アイロンをかけるときは、当て布を使い、洗濯表示に従って低温から中温程度で仕上げましょう。

スチームを使える場合は、蒸気を含ませながら軽く押さえると、シワがやわらぎやすくなります。

ただし、起毛感のある生地や風合いのあるウールは、表面を潰さないよう特に注意が必要です。

ポリエステルスラックスの場合

ポリエステルはシワになりにくく、扱いやすい素材です。

一方で、高温や強い圧力によってテカリが出たり、生地が硬くなったりすることがあります。

アイロンをかけるときは、低温から中温を目安にし、必ず当て布を使いましょう。

ポリエステル混のスラックスは折り目が残りやすいため、センタープレスを整える前に位置をよく確認することが大切です。

誤った位置でプレスすると、二重線が残りやすくなります。

綿・チノ系スラックスの場合

綿素材のスラックスやチノ系のスラックスは、比較的シワを伸ばしやすい素材です。

霧吹きで軽く湿らせてからアイロンをかけると、シワが伸びやすくなります。

ただし、濃色の綿素材はテカリや色あせが目立つことがあるため、当て布を使うのがおすすめです。

また、綿素材でもポリウレタン混や特殊加工が施されているものは、熱に弱い場合があります。

綿だから高温で問題ないと決めつけず、必ず洗濯表示を確認しましょう。

レーヨン混のスラックスの場合

レーヨンはなめらかな質感が特徴ですが、水分や熱に注意が必要な素材です。

アイロンをかけるときは、洗濯表示に従い、低めの温度から慎重に行いましょう。

強いスチームや高温でのプレスは、縮みや風合いの変化につながる場合があります。

当て布を使い、短時間で軽く仕上げるのがポイントです。

ストレッチ素材のスラックスの場合

ポリウレタンなどが入ったストレッチ素材のスラックスは、高温に注意が必要です。

熱をかけすぎると、伸縮性が損なわれたり、生地が傷んだりすることがあります。

アイロンをかける場合は、低温で当て布を使い、同じ場所に長時間当てないようにしましょう。

ストレッチ素材は、強く引っ張りながらアイロンをかけるのも避けた方が安心です。

生地の伸びや型崩れにつながる可能性があります。

スラックスをテカらせないためのコツ

スラックスのアイロンがけで特に避けたい失敗が、テカリです。

テカリは、生地の表面が熱や圧力で潰れ、光を反射しやすくなることで起こります。

特に黒やネイビーなど濃色のスラックスでは目立ちやすく、一度出ると完全には戻しにくい場合があります。

当て布を使う

テカリを防ぐ基本は、当て布を使うことです。

アイロンを直接当てると、生地表面に熱と圧力が集中します。

当て布を挟むことで、アイロンの刺激をやわらげることができます。

特にセンタープレスを整えるときは、折り目をつけるためにある程度の圧がかかるため、当て布を忘れないようにしましょう。

アイロンを滑らせすぎない

スラックスにアイロンをかけるときは、アイロンを大きく滑らせすぎないことが大切です。

アイロンを前後に動かし続けると、生地表面がこすれてテカリやすくなります。

シワを取るときも、センタープレスを整えるときも、上から押さえて離す動きを意識しましょう。

強く押しつけない

シワを伸ばそうとして強く押しつけると、生地が潰れてテカリの原因になります。

特にウールやポリエステル混のスラックスは注意が必要です。

アイロンの重みを使って軽く押さえる程度にし、必要に応じてスチームや霧吹きでシワをゆるめてから整えましょう。

裏側から整える

テカリが心配な場合は、表側からではなく裏側からアイロンをかける方法もあります。

特にポケットまわりや腰まわりなど、跡が出やすい部分は裏側から整えると安心です。

ただし、センタープレスをしっかり整える場合は、表側のラインを確認しながら当て布を使ってプレスすると仕上がりやすくなります。

センタープレスを長持ちさせる方法

センタープレスをきれいに保つには、アイロンのかけ方だけでなく、着用後の扱いも大切です。

せっかくきれいにプレスしても、保管方法が雑だと折り目が崩れたり、余計なシワがついたりします。

折り目をそろえて吊るす

スラックスをハンガーにかけるときは、センタープレスのラインをそろえます。

折り目がずれたまま吊るすと、変なシワが入ったり、センタープレスが二重になったりすることがあります。

吊るす前に、前後の折り目が合っているか確認しましょう。

着用後は湿気を逃がす

一日穿いたスラックスは、汗や湿気を含んでいます。

脱いですぐに畳んだり、クローゼットに詰め込んだりすると、シワやにおいが残りやすくなります。

着用後は、風通しのよい場所でしばらく吊るし、湿気を逃がしてから収納しましょう。

連日同じスラックスを穿かない

スラックスを長持ちさせるには、連日同じものを穿かないことも大切です。

同じスラックスを毎日穿くと、膝や腰まわりにシワが定着しやすくなります。

できれば数本をローテーションし、生地を休ませる時間を作りましょう。

スラックスのアイロンでよくある失敗

スラックスのアイロンがけでは、いくつかの失敗が起こりやすいです。

原因を知っておくと、事前に防ぎやすくなります。

センタープレスが二重になる

センタープレスが二重になる原因は、元の折り目を確認せずに新しい位置でプレスしてしまうことです。

アイロンをかける前に、内側と外側の縫い目をそろえ、既存の折り目を確認しましょう。

二重線になってしまった場合は、スチームや霧吹きで一度折り目をゆるめ、正しい位置でかけ直します。

ただし、素材によっては一度ついた折り目が完全には戻らないこともあります。

特にポリエステル混のスラックスは注意が必要です。

生地がテカる

生地のテカリは、直接アイロンを当てたり、強く押しつけたり、アイロンを何度も滑らせたりすることで起こりやすくなります。

一度テカリが出ると完全に元に戻すのは難しいため、予防が大切です。

必ず当て布を使い、温度を上げすぎず、こすらずに押さえるようにかけましょう。

ポケットの跡が表に出る

ポケット袋を整えないまま表から強くアイロンをかけると、ポケットの形が表側に浮き出ることがあります。

ポケットまわりは、裏側から袋布を整えてから軽くアイロンを当てましょう。

表からかける場合も、強く押しつけないことが大切です。

膝の出っ張りが戻らない

長く着用しているスラックスは、膝部分が出てくることがあります。

軽い膝抜けであれば、スチームを当てて生地をふくらませ、手で形を整えることで目立ちにくくなる場合があります。

ただし、繊維自体が伸びていたり、ポリウレタンなどの伸縮素材が劣化していたりする場合は、アイロンだけで完全に戻すのは難しいです。

アイロンをかける頻度の目安

スラックスは、毎回しっかりアイロンをかける必要はありません。

頻繁に高温でプレスすると、生地に負担がかかることがあります。

普段は着用後にハンガーにかけて湿気を逃がし、シワやセンタープレスの崩れが気になったときにアイロンをかけるとよいでしょう。

軽いシワの場合

軽いシワであれば、スラックスをハンガーに吊るしてスチームを当てるだけでも整いやすくなります。

衣類スチーマーを使う場合は、生地に近づけすぎず、全体に蒸気を含ませるようにしてシワをゆるめます。

センタープレスが弱くなった場合

センタープレスが弱くなった場合は、全体にアイロンをかけるのではなく、折り目部分だけを整える方法でも十分です。

縫い目をそろえ、当て布をして、裾から上に向かって少しずつプレスしましょう。

全体にシワが多い場合

全体にシワが多い場合は、腰まわり、脚部分、センタープレス、裾の順番で丁寧にアイロンをかけます。

汗や汚れが気になる場合は、アイロンだけで済ませず、洗濯表示に従って洗うか、クリーニングに出すことも検討しましょう。

アイロンが苦手な場合の簡単なケア方法

アイロンが苦手な場合や、時間がない場合は、衣類スチーマーや吊るし干しを活用する方法もあります。

ただし、センタープレスをくっきり整えたい場合は、スチーマーだけでは不十分なことがあります。

シワ取りとプレス仕上げは、目的に応じて使い分けましょう。

衣類スチーマーを使う

衣類スチーマーは、軽いシワを取るのに便利です。

スラックスをハンガーに吊るし、スチームを当てながら手で軽く形を整えます。

生地を強く引っ張るのではなく、自然に下へ落ちるラインを整えるように使いましょう。

センタープレスをきれいに入れたい場合は、スチーマーでシワをゆるめたあと、アイロンで折り目だけを軽くプレスすると仕上がりやすくなります。

浴室に短時間吊るす

入浴後の浴室に短時間吊るし、湿気で軽いシワをゆるめる方法もあります。

ただし、長時間放置すると、型崩れ、におい、カビの原因になることがあります。

浴室に吊るした後は、風通しのよい場所でしっかり乾かしましょう。

この方法はあくまで補助的なケアです。

強いシワや崩れたセンタープレスを整えるには、アイロンを使った方がきれいに仕上がります。

スラックスをきれいに保つ日常のお手入れ

スラックスを長くきれいに穿くためには、アイロンがけだけでなく、日常のお手入れも重要です。

毎日の扱い方を少し意識するだけで、シワや型崩れを防ぎやすくなります。

着用後にブラッシングする

ウールやウール混のスラックスは、着用後に衣類ブラシで軽くブラッシングすると、ホコリや汚れを落としやすくなります。

ホコリが残ったままアイロンをかけると、汚れが生地に残りやすくなることがあります。

アイロン前にも、軽く表面を確認するとよいでしょう。

畳まずに吊るして保管する

スラックスは、できるだけ畳まずにハンガーで吊るして保管するのがおすすめです。

畳んで収納すると、折りジワがつきやすくなります。

センタープレスをそろえた状態で吊るすと、きれいなラインを保ちやすくなります。

雨や汗を含んだ日はしっかり乾かす

雨に濡れた日や汗をかいた日は、すぐにクローゼットへ入れず、風通しのよい場所で乾かしましょう。

湿気が残ったまま収納すると、においやカビの原因になることがあります。

完全に乾いてから収納することが大切です。

まとめ

スラックスのアイロンがけでは、シワを取るだけでなく、センタープレスを整え、清潔感のあるシルエットに仕上げることが大切です。

まずは洗濯表示を確認し、素材に合った温度でアイロンをかけましょう。

スラックスはテカリが出やすい衣類でもあるため、当て布を使い、アイロンを強くこすらないことが重要です。

センタープレスを整えるときは、内側と外側の縫い目をそろえ、既存の折り目に沿って裾側から少しずつプレスします。

新しい位置に無理に折り目をつけると、二重線になることがあるため注意しましょう。

アイロン後はすぐに畳まず、ハンガーにかけて熱と湿気を逃がします。

着用後も湿気を抜いてから収納すると、シワや型崩れを防ぎやすくなります。

スラックスは、アイロンのかけ方ひとつで印象が大きく変わる衣類です。

洗濯表示、当て布、センタープレスの位置を意識しながら丁寧に仕上げることで、きちんと感のある美しい状態を保ちやすくなります。

以上、スラックスのアイロンのかけ方についてでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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