カットソーは、TシャツやロンT、タートルネック、インナー、きれいめトップスなど、日常的に着用する機会が多いアイテムです。
一見すると同じように見えるカットソーでも、使われている素材によって、肌触り・伸縮性・乾きやすさ・シワのなりやすさ・季節感は大きく変わります。
たとえば、綿素材のカットソーは肌触りがよく、普段着として使いやすいのが魅力です。
一方、ポリエステル素材は乾きやすく、シワになりにくいため、スポーツウェアや機能性インナーにもよく使われます。
また、レーヨンやリヨセルなどの再生繊維を使ったカットソーは、なめらかな落ち感があり、きれいめな印象を出しやすい素材です。
この記事では、カットソーに使われる主な素材の種類や特徴、季節・用途に合わせた選び方を詳しく解説します。
カットソーとは?
カットソーとは、主にニット生地、つまり編物生地を裁断し、縫製して作られた衣類のことです。
英語の「cut and sewn」に由来する言葉で、編まれた生地をカットして縫い合わせることから、カットソーと呼ばれています。
代表的なカットソーには、次のようなアイテムがあります。
- Tシャツ
- ロングTシャツ
- タートルネック
- インナー
- リブトップス
- 薄手のプルオーバー
- きれいめトップス
カットソーは、素材名ではなく、衣類の作り方やカテゴリを表す言葉です。
そのため「カットソー素材」という表現が使われることもありますが、正確には「カットソーに使われる素材」と考えると分かりやすいでしょう。
また、カットソーを選ぶときは、素材だけでなく編地にも注目することが大切です。
綿やポリエステル、レーヨンなどは素材の種類です。
一方、天竺、フライス、スムース、リブ、ワッフルなどは、生地の編み方を表す編地の種類です。
同じ綿100%のカットソーでも、天竺なら一般的なTシャツらしい風合いになり、フライスなら伸縮性のあるインナー向きの生地になります。
素材と編地を分けて理解すると、カットソー選びで失敗しにくくなります。
カットソーに使われる素材の主な分類
カットソーに使われる素材は、大きく分けると次の4種類に分類できます。
| 分類 | 主な素材 | 特徴 |
|---|---|---|
| 天然繊維 | 綿、麻、ウール、シルク | 自然由来の繊維。肌触りや風合いに特徴がある |
| 合成繊維 | ポリエステル、ナイロン、アクリル、ポリウレタン | 化学的に作られる繊維。耐久性や速乾性、伸縮性などを持たせやすい |
| 再生繊維 | レーヨン、リヨセル、モダール | 木材パルプなどを原料に化学的に加工した繊維。なめらかさや落ち感が出やすい |
| 混紡・混用素材 | 綿ポリエステル、綿ポリウレタン、綿レーヨンなど | 複数の素材を組み合わせ、それぞれの長所を活かした素材 |
カットソーでは、1種類の素材だけでなく、複数の素材を組み合わせたものも多く使われます。
たとえば「綿95%・ポリウレタン5%」のように表示されているカットソーは、綿の肌触りにポリウレタンの伸縮性を加えた素材です。
また「綿65%・ポリエステル35%」のような素材は、綿の自然な風合いとポリエステルの扱いやすさを両立しやすくなります。
素材表示を見るときは、素材名だけでなく、混率にも注目するとよいでしょう。
天然繊維のカットソー素材
天然繊維は、自然由来の風合いや肌触りが魅力の素材です。
カットソーでは、綿を中心に、麻、ウール、シルクなどが使われます。
綿・コットン
綿、コットンは、カットソーで最もよく使われる代表的な素材です。
TシャツやロンT、インナー、子ども服、カジュアルトップスなど、幅広いアイテムに使われています。
綿は、肌触りがやさしく、吸水性に優れているのが特徴です。
汗を吸いやすいため、肌に直接触れるカットソーに向いています。
天然繊維ならではのナチュラルな風合いがあり、カジュアルで親しみやすい印象を出しやすい素材です。
また、生地の厚みや編み方によっては通気性もよく、春夏のTシャツにもよく使われます。
ただし、厚手の綿素材は乾きにくい場合があるため、汗をたくさんかく場面や、洗濯後の乾きやすさを重視する場合は注意が必要です。
綿素材のメリットは、肌触りがよく、吸水性が高く、日常使いしやすいことです。
一方で、シワになりやすい、乾きにくい場合がある、洗濯で縮むことがある、編地や縫製によっては型崩れすることがあるといったデメリットもあります。
綿100%のカットソーは、自然な着心地を重視する人に向いています。
シワや縮み、型崩れが気になる場合は、ポリエステルやポリウレタンを混ぜた素材を選ぶのもおすすめです。
オーガニックコットン
オーガニックコットンは、一定の基準に沿って栽培された綿を使った素材です。
ナチュラル系のファッションや、サステナブルな商品づくりを意識したブランドでよく使われます。
オーガニックコットンは、環境に配慮した素材として紹介されることが多く、肌着やベビー服、ナチュラル系のTシャツなどにも使われます。
ただし、「オーガニックコットンだから必ず通常の綿より肌触りがよい」とは限りません。
肌触りや耐久性は、糸の品質、編み方、加工方法、縫製によって変わります。
そのため、オーガニックコットンを選ぶときは、素材名だけでなく、生地の厚みや柔らかさ、洗濯表示も確認するとよいでしょう。
麻・リネン
麻は、春夏向けのカットソーに使われることがある天然繊維です。
衣類で使われる麻素材には、リネンやラミーなどがあります。
なかでもリネンは、涼しげでナチュラルな風合いが魅力です。
麻素材は、さらっとした肌触りと肌離れのよさが特徴です。
汗ばむ季節でも肌にまとわりつきにくく、涼しげな印象を与えます。
春夏のカットソーや、ナチュラル系のトップスに向いている素材です。
ただし、麻はシワになりやすく、やや硬さやチクチク感を感じる場合があります。
そのため、カットソーでは麻100%よりも、綿やレーヨン、ポリエステルなどと混ぜた麻混素材として使われることも多いです。
麻素材のカットソーは、夏らしい清涼感やナチュラルな雰囲気を出したいときに向いています。
ウール
ウールは、羊毛を原料とする天然繊維です。
カットソーでは、秋冬向けのインナーやタートルネック、薄手のウール混トップスなどに使われます。
ウールは保温性が高く、秋冬のカットソーに向いている素材です。
吸湿性もあり、衣服内の湿気を調整しやすい特徴があります。
特にメリノウールのように細い繊維を使ったものは、肌触りがなめらかで、チクチク感が出にくい傾向があります。
冬用インナーやアウトドア向けのベースレイヤーにも使われることがあります。
一方で、ウールは洗濯方法に注意が必要です。
洗い方を間違えると縮んだり、風合いが変わったりすることがあります。
ただし、最近では家庭で洗えるウォッシャブルウールを使った商品もあります。
ウール素材のカットソーは、暖かさと上品さを両立したい秋冬アイテムに向いています。
シルク
シルクは、上品な光沢となめらかな肌触りが魅力の天然繊維です。
カットソーでは、インナーや高級感のあるトップス、シルク混素材として使われることがあります。
シルクは、肌触りが非常になめらかで、上品な光沢があります。
吸湿性や放湿性があり、肌に触れるインナー素材としても人気があります。
一方で、シルクはデリケートな素材です。
摩擦や紫外線に弱く、洗濯によって風合いが変わる場合があります。
水洗いできる商品もありますが、洗濯表示を確認して丁寧に扱うことが大切です。
シルク素材のカットソーは、実用性だけでなく、肌触りや高級感を重視したい人に向いています。
合成繊維のカットソー素材
合成繊維は、乾きやすさ、耐久性、シワになりにくさ、伸縮性などを持たせやすい素材です。
カットソーでは、ポリエステル、ナイロン、アクリル、ポリウレタンなどが使われます。
ポリエステル
ポリエステルは、カットソーに非常によく使われる合成繊維です。
スポーツウェア、機能性インナー、速乾Tシャツ、シワになりにくいトップスなどに多く使われます。
ポリエステルは、軽くて丈夫で、乾きやすい素材です。
洗濯後に乾きやすく、シワになりにくいため、日常使いしやすいカットソーに向いています。
ポリエステル自体は綿ほど水分を吸い込みにくい素材ですが、スポーツウェアでは吸汗速乾加工や生地設計によって、汗を素早く拡散・乾燥させるものが多くあります。
また、綿と混ぜて使われることも多く、綿の自然な肌触りとポリエステルの扱いやすさを両立させたカットソーもあります。
ポリエステル素材のメリットは、乾きやすく、シワになりにくく、型崩れしにくいことです。
一方で、綿に比べると肌触りが人工的に感じられる場合や、静電気が起きやすい場合があります。
商品によっては、汗のにおいが残りやすいこともあります。
ポリエステル素材のカットソーは、スポーツや旅行、洗濯頻度が高い普段着に向いています。
ナイロン
ナイロンは、軽くて丈夫な合成繊維です。
カットソーでは、スポーツウェアやアウトドア向けのインナー、ストレッチ性のある機能性素材などに使われることがあります。
ナイロンは、摩擦に強く、軽量で、ある程度の弾力がある素材です。
スポーティーな印象があり、アクティブウェアやアウトドア向けの衣類に使われます。
ただし、カットソーではナイロン100%で使われるよりも、ポリウレタンやポリエステルなどと組み合わせて使われることが多いです。
高いストレッチ性を出す場合は、ポリウレタンと組み合わせるケースが一般的です。
ナイロン素材は、動きやすさや耐久性を求めるスポーツ・アウトドア系のカットソーに向いています。
アクリル
アクリルは、ウールに似たふくらみや暖かみを出すために使われる合成繊維です。
セーターやニット製品で見かけることが多い素材ですが、秋冬向けのカットソーや起毛素材に使われることもあります。
アクリルは、軽くて暖かみがあり、発色がよい素材です。
ウールに似た雰囲気を出しやすく、価格を抑えやすいという特徴もあります。
ただし、毛玉ができやすい場合があり、静電気も起きやすい素材です。
摩擦が多い部分は毛羽立ちやすくなることがあります。
カットソー素材としては、綿やポリエステルほど一般的ではありませんが、秋冬向けのカットソーやウールライクな素材として使われることがあります。
ポリウレタン
ポリウレタンは、伸縮性を高めるために使われる素材です。
カットソーでは単独で使われることは少なく、綿、ポリエステル、レーヨン、ナイロンなどに少量混ぜて使われます。
ポリウレタンが入ると、生地にストレッチ性が出ます。
体にフィットするカットソーや、動きやすさを重視したトップス、インナー、スポーツウェアなどに使われます。
素材表示では「綿95%・ポリウレタン5%」のように表記されることが多く、少量でも着心地に影響します。
特にリブカットソーや細身のインナーでは、ポリウレタン混の素材がよく使われます。
ただし、ポリウレタンは経年劣化しやすい素材でもあります。
長期間の使用や熱、紫外線、汗、洗濯によって伸縮性が低下し、生地が伸びたまま戻りにくくなることがあります。
ポリウレタン混のカットソーは、フィット感や動きやすさを重視したい場合に向いています。
再生繊維のカットソー素材
再生繊維は、木材パルプなどの天然由来の原料を化学的に加工して作られる繊維です。
代表的なものに、レーヨン、リヨセル、モダールがあります。
再生繊維を使ったカットソーは、なめらかな肌触りや落ち感が出やすく、きれいめなトップスによく使われます。
レーヨン
レーヨンは、木材パルプなどを原料とする再生繊維です。
カットソーでは、女性向けのきれいめトップスや、落ち感のあるアイテムによく使われます。
レーヨンは、なめらかで柔らかく、ドレープ感が出やすい素材です。
体に沿うような落ち感があり、カジュアルすぎない上品な印象を作りやすいのが魅力です。
また、ひんやりとした肌触りを感じることがあり、春夏向けのカットソーにも使われます。
一方で、レーヨンは水に濡れると縮みや型崩れが起こりやすいものがあります。
濡れると強度が下がりやすい性質もあるため、洗濯表示の確認が大切です。
レーヨン素材のカットソーは、柔らかさや落ち感を活かしたきれいめトップスに向いています。
リヨセル
リヨセルは、木材パルプを原料とする再生繊維の一種です。
なめらかな肌触りと自然な落ち感が特徴で、きれいめなカットソーやインナーに使われます。
なお、「テンセル」は一般的な繊維名ではなく、リヨセルやモダールなどの繊維に使われるブランド名として知られています。
記事内で表記する場合は、「リヨセル」または「テンセル™リヨセル」のように説明すると、より正確です。
リヨセルは、柔らかくなめらかな肌触りがあり、落ち感も出やすい素材です。
レーヨンに近い特徴を持ちながら、比較的扱いやすい素材として使われることがあります。
ただし、リヨセルも摩擦による毛羽立ちや白化が起こることがあります。
洗濯や着用時の摩擦には注意が必要です。
リヨセル素材のカットソーは、上品な見た目と柔らかい着心地を両立したい場合に向いています。
モダール
モダールも、木材パルプを原料とする再生繊維です。
レーヨンの一種として扱われることもあり、柔らかくなめらかな肌触りが特徴です。
モダールは、しっとりとした柔らかさがあり、肌に直接触れるインナーや薄手のカットソーによく使われます。
レーヨン系素材らしい落ち感があり、きれいめな印象を作りやすい素材です。
綿と混ぜて使われることも多く、綿の自然な肌触りに、モダールのなめらかさを加えた素材として使われます。
ただし、綿やポリエステルに比べると、摩擦や型崩れに注意したい商品もあります。
モダール素材のカットソーは、肌触りのよさや柔らかさを重視するインナー、ルームウェア、薄手トップスに向いています。
よく使われる混紡・混用素材
カットソーでは、1種類の素材だけでなく、複数の素材を組み合わせた混紡・混用素材が多く使われます。
混紡素材の魅力は、それぞれの素材の長所を活かし、短所を補いやすいことです。
ただし、同じ組み合わせでも混率によって着心地は変わります。
たとえば、綿の割合が高ければナチュラルな肌触りが出やすく、ポリエステルの割合が高ければ乾きやすさやシワになりにくさが出やすくなります。
綿ポリエステル
綿ポリエステルは、綿とポリエステルを組み合わせた素材です。
Tシャツやユニフォーム、普段着のカットソーによく使われます。
綿の自然な肌触りと、ポリエステルの乾きやすさ・シワになりにくさを両立しやすいのが特徴です。
綿100%より扱いやすく、ポリエステル100%よりナチュラルな風合いに見えやすい場合があります。
洗濯頻度が高い服や、型崩れしにくいカットソーを選びたいときに向いています。
綿ポリウレタン
綿ポリウレタンは、綿にポリウレタンを混ぜた素材です。
綿の肌触りを保ちながら、伸縮性を加えられるのが特徴です。
ポリウレタンは少量でも伸縮性に影響しやすいため、数%混ざるだけでも着心地が変わります。
リブカットソーやインナー、タイトシルエットのトップスなどに向いています。
フィット感や動きやすさを重視したい場合に便利な素材です。
綿レーヨン
綿レーヨンは、綿とレーヨンを組み合わせた素材です。
綿のナチュラルな風合いに、レーヨンのなめらかさや落ち感が加わります。
綿100%よりも柔らかく、女性らしい雰囲気のカットソーになりやすい素材です。
ただし、洗濯時には縮みや型崩れに注意が必要な商品もあります。
柔らかいTシャツや、落ち感のあるカジュアルウェアに向いています。
レーヨンポリエステル
レーヨンポリエステルは、レーヨンとポリエステルを組み合わせた素材です。
レーヨンの柔らかさや落ち感に、ポリエステルの扱いやすさを加えた素材として使われます。
きれいめトップスやオフィスカジュアル向けのカットソーに使われることが多く、カジュアルすぎない印象を作りやすいのが特徴です。
上品に見えるカットソーを選びたい場合に向いています。
カットソーでよく使われる編地の種類
カットソーを選ぶときは、素材だけでなく編地にも注目しましょう。
素材は「何の繊維でできているか」を表し、編地は「どのように編まれているか」を表します。
同じ綿100%でも、天竺なら一般的なTシャツらしい風合いになり、フライスなら伸縮性のあるインナー向きの生地になります。
天竺
天竺は、Tシャツによく使われる代表的な編地です。
表面は比較的なめらかで、裏面には細かな横筋のような表情が出ます。
ほどよい伸縮性があり、薄手から厚手まで幅広く使われます。
カジュアルなTシャツやロンTに多い編地です。
天竺は、普段着として使いやすく、カットソーらしい自然な風合いを出しやすい編地です。
フライス
フライスは、横方向への伸縮性に優れた編地です。
リブ編みの一種として扱われることもあり、インナーや肌着、ベビー服などによく使われます。
体にフィットしやすく、着脱しやすいのが特徴です。
柔らかい着心地やフィット感を重視するカットソーに向いています。
スムース
スムースは、表裏ともになめらかな編地です。
両面編みのため、天竺よりもやや厚みがあり、しっかりした風合いになりやすい特徴があります。
肌触りがよく、きれいめなカットソーや子ども服にも使われます。
Tシャツよりも少し上品な印象に見せたい場合や、なめらかな着心地を求める場合に向いています。
リブ
リブは、縦の畝がある伸縮性の高い編地です。
袖口や襟元に使われることが多いですが、トップス全体に使われることもあります。
体に沿いやすく、縦ラインによってすっきり見えやすいのが特徴です。
タートルネックやフィット感のあるカットソーにもよく使われます。
リブカットソーは、インナーとしても一枚着としても使いやすいアイテムです。
ワッフル
ワッフルは、表面に凹凸のある編地です。
肌に触れる面に空間ができやすく、肌離れのよさや保温性を感じやすいのが特徴です。
サーマルカットソーに使われることもあり、カジュアルな雰囲気を出しやすい編地です。
秋冬のインナーや、ラフなカジュアルコーデに向いています。
季節別に向いているカットソー素材
カットソーは、季節に合わせて素材を選ぶと快適に着用できます。
春夏は涼しさや乾きやすさ、秋冬は保温性や肌触りを意識するとよいでしょう。
春夏向けのカットソー素材
春夏のカットソーでは、汗を吸いやすい素材、乾きやすい素材、肌離れのよい素材が向いています。
春夏におすすめの素材は、綿、麻、ポリエステル、レーヨン、リヨセル、モダール、綿麻混、綿ポリエステルなどです。
綿は汗を吸いやすく、日常使いしやすい素材です。
麻は肌離れがよく、涼しげな印象があります。
ポリエステルは乾きやすく、スポーツや旅行用のカットソーに向いています。
レーヨンやリヨセル、モダールは、なめらかな肌触りや落ち感があり、きれいめな春夏トップスに使いやすい素材です。
ただし、洗濯や摩擦に注意が必要な商品もあります。
秋冬向けのカットソー素材
秋冬のカットソーでは、保温性や厚み、肌触りが大切です。
秋冬におすすめの素材は、ウール、アクリル、ポリエステル、厚手の綿、綿ポリウレタン、ウール混、起毛素材などです。
秋冬は、ウール混やアクリル混、厚手の綿素材、裏起毛、ワッフル素材などが使われます。
タートルネックや長袖インナーでは、保温性と伸縮性のバランスも重要です。
また、冬用インナーには、メリノウールやシルク混、保温機能を持つポリエステル素材なども向いています。
用途別に見るカットソー素材の選び方
カットソーは、着るシーンによって選ぶべき素材が変わります。
普段着、インナー、スポーツ用、きれいめコーデなど、目的に合わせて素材を選ぶことが大切です。
普段着に向いている素材
普段着には、着心地がよく、洗濯しやすく、価格も手頃な素材が向いています。
おすすめは、綿、綿ポリエステル、ポリエステル混、綿ポリウレタンなどです。
綿100%は自然な肌触りが魅力です。綿ポリエステルは乾きやすく、シワになりにくいため、洗濯頻度が高い服に向いています。
綿ポリウレタンは伸縮性があるため、動きやすさを重視したい場合に便利です。
インナーに向いている素材
インナーは肌に直接触れるため、肌触りや伸縮性、吸湿性が大切です。
おすすめは、綿、綿ポリウレタン、モダール、リヨセル、シルク、メリノウールなどです。
夏は綿やモダール、リヨセルなどの柔らかい素材が使いやすく、冬はメリノウールやシルク混なども向いています。
体にフィットするインナーを選ぶ場合は、ポリウレタン混の素材もおすすめです。
スポーツ用に向いている素材
スポーツ用のカットソーでは、汗をかいた後の乾きやすさや動きやすさが重要です。
おすすめは、ポリエステル、ナイロン、ポリウレタン混、吸汗速乾加工素材などです。
綿100%は汗を吸いやすい一方で、濡れると乾きにくく、重く感じることがあります。
激しい運動には、吸汗速乾性のあるポリエステル素材や、ストレッチ性のある素材が向いています。
きれいめコーデに向いている素材
カットソーをカジュアルすぎず上品に見せたい場合は、落ち感や光沢感のある素材を選ぶのがおすすめです。
おすすめは、レーヨン、リヨセル、モダール、シルク混、ポリエステル混などです。
また、素材だけでなく、スムースのようになめらかな編地を選ぶと、Tシャツ型でも上品に見えやすくなります。
オフィスカジュアルや大人っぽいコーデには、ハリ感や落ち感のあるカットソーが使いやすいでしょう。
素材表示を見るときのポイント
カットソーを選ぶときは、タグに記載されている素材表示を確認しましょう。
素材表示を見ることで、ある程度の着心地や扱いやすさを判断できます。
綿100%
綿100%は、自然な肌触りと吸水性が魅力です。
肌に直接触れる服や、日常使いのTシャツに向いています。
ただし、シワや縮み、型崩れが出ることがあります。
洗濯後は形を整えて干すと、きれいに保ちやすくなります。
ポリエステル100%
ポリエステル100%は、乾きやすく、シワになりにくいのが特徴です。
スポーツウェアや機能性カットソーに多く使われます。
ただし、肌触りが人工的に感じられる場合や、静電気が起きやすい場合があります。
普段着として選ぶ場合は、生地の質感も確認するとよいでしょう。
綿+ポリエステル
綿とポリエステルを組み合わせた素材は、普段着として扱いやすいバランス型です。
綿の割合が高いとナチュラルな肌触りが出やすく、ポリエステルの割合が高いと乾きやすさやシワになりにくさが出やすくなります。
綿+ポリウレタン
綿にポリウレタンを混ぜた素材は、伸縮性があり、体にフィットしやすいのが特徴です。
リブカットソー、インナー、タートルネック、細身のトップスに向いています。
ただし、ポリウレタンは熱や経年劣化に弱いため、乾燥機の使用には注意が必要です。
レーヨン混
レーヨン混のカットソーは、柔らかく、落ち感があります。
きれいめなトップスや女性向けのカットソーに向いています。
ただし、縮みや型崩れが起こる場合があるため、洗濯表示を確認しましょう。
ウール混
ウール混のカットソーは、暖かく、秋冬向けです。
タートルネックやインナー、きれいめカジュアルに使いやすい素材です。
ただし、洗濯方法や虫食い、毛玉には注意が必要です。
家庭洗濯できる商品かどうかも確認しておきましょう。
カットソー素材を選ぶときの注意点
カットソーを選ぶときは、素材名だけで判断せず、混率、生地の厚み、洗濯表示なども確認することが大切です。
混率によって着心地が変わる
同じ「綿ポリエステル」でも、綿が多いものとポリエステルが多いものでは着心地が変わります。
綿の割合が高いと、肌触りが自然で吸水性を感じやすくなります。
一方、ポリエステルの割合が高いと、乾きやすさやシワになりにくさを感じやすくなります。
素材名だけでなく、何%使われているかまで確認すると、より失敗しにくくなります。
生地の厚みで透け感や印象が変わる
カットソーは、生地の厚みによって見え方が大きく変わります。
薄手の綿天竺は軽くて着やすい反面、色やデザインによっては透けやすい場合があります。
厚手の綿天竺は丈夫で安心感がありますが、乾きにくいことがあります。
また、リブ素材は伸縮性があり着心地がよい一方で、体のラインを拾いやすい場合があります。
レーヨン混の薄手カットソーも、落ち感があるぶん体に沿いやすいことがあります。
素材だけでなく、生地の厚みやシルエットも確認すると、着用時の印象をイメージしやすくなります。
洗濯表示を確認する
カットソーは日常的に洗うことが多い衣類です。
そのため、購入前や洗濯前には洗濯表示を確認しましょう。
特に注意したい素材は、レーヨン、リヨセル、モダール、ウール、シルク、ポリウレタン混、麻混などです。
これらの素材は、洗濯によって縮みや型崩れ、風合いの変化が起こることがあります。
長くきれいに着るためには、素材に合った洗い方をすることが大切です。
まとめ
カットソーに使われる素材には、綿、ポリエステル、レーヨン、ポリウレタン、麻、ウール、シルク、ナイロン、アクリル、リヨセル、モダールなどがあります。
最も一般的なのは綿で、肌触りがよく、普段使いしやすい素材です。
ポリエステルは乾きやすくシワになりにくいため、機能性や扱いやすさを重視するカットソーに向いています。
レーヨン、リヨセル、モダールなどの再生繊維は、柔らかく落ち感があり、きれいめなトップスに使われます。
ポリウレタンは伸縮性を高めるために少量混ぜられることが多く、フィット感のあるカットソーに向いています。
また、麻は春夏らしい涼しげな印象を出しやすく、ウールは秋冬向けの暖かいカットソーに適しています。
カットソーを選ぶときは、素材名だけでなく、混率、編地、生地の厚み、洗濯表示も確認することが大切です。
同じカットソーでも、素材や編地によって着心地や見た目は大きく変わります。
普段着、インナー、スポーツ用、きれいめトップスなど、着るシーンに合わせて素材を選ぶことで、より快適で使いやすい一枚を見つけやすくなるでしょう。
以上、カットソーの素材の種類についてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。






