あまり履かない革靴でも、まったく手入れをしなくてよいわけではありません。
革靴は履いていない間も、乾燥や湿気、ホコリの影響を受けます。
特に下駄箱に入れっぱなしにしていると、カビや型崩れ、革の乾燥に気づきにくくなります。
そのため、履く回数が少ない革靴ほど、定期的に取り出して状態を確認することが大切です。
基本は月1回のチェックとブラッシング
あまり履かない革靴は、月1回ほど取り出して状態を確認しましょう。
まずは馬毛ブラシなどで表面のホコリを軽く落とします。
ホコリが付いたまま保管していると、革の表面に汚れが残り、カビやくすみの原因になることがあります。
このとき、革が乾燥していないか、カビが出ていないか、型崩れしていないかも確認しておくと安心です。
クリームは頻度ではなく革の状態で判断する
あまり履かない革靴に、毎回クリームを塗る必要はありません。
クリームは革に潤いを与えるために使いますが、塗りすぎるとベタつきやホコリの付着、カビの原因になることがあります。
目安としては、2〜3か月に1回ほど状態を見て、革が乾いている場合だけ薄く塗る程度で十分です。
革にしっとり感があり、乾燥していなければ、無理にクリームを入れる必要はありません。
長期保管前は軽く手入れしてからしまう
しばらく履かない革靴は、保管前に軽く手入れをしておきましょう。
まずブラシでホコリを落とし、汚れが目立つ場合だけクリーナーで軽く拭き取ります。
その後、革が乾燥している場合は乳化性クリームを薄く塗り、ブラシや柔らかい布でよくなじませます。
最後に乾拭きして余分な油分を取り、風通しのよい場所で少し陰干ししてから保管すると安心です。
クリーナーの使いすぎには注意する
革靴をきれいに保つためにクリーナーは便利ですが、あまり履かない革靴に頻繁に使う必要はありません。
クリーナーは汚れを落とすためのものなので、汚れていない靴に毎回使うと、革に負担がかかる場合があります。
長期保管中の革靴は、基本的にブラッシングを中心に行い、汚れや古いクリームが気になるときだけクリーナーを使うのがおすすめです。
保管時は湿気と型崩れに注意する
あまり履かない革靴で特に注意したいのが、湿気によるカビです。
下駄箱に入れっぱなしにせず、定期的に扉を開けて換気しましょう。
梅雨時期や湿気の多い季節は、除湿剤を置いておくと安心です。
また、型崩れを防ぐためにシューツリーを入れて保管するのも効果的です。
木製のシューツリーであれば、形を整えるだけでなく、靴の中の湿気対策にも役立ちます。
素材によって手入れ方法は変わる
一般的なスムースレザーの革靴であれば、ブラッシング、薄いクリーム補給、乾拭きが基本です。
ただし、スエードやヌバック、エナメル、コードバン、オイルドレザーなどは手入れ方法が異なります。
特にスエードやヌバックには、通常の乳化性クリームは使いません。
素材に合わないケア用品を使うと、シミや質感の変化につながることがあるため注意が必要です。
あまり履かない革靴の手入れ頻度の目安
あまり履かない革靴は、月1回ほど状態を確認し、ブラッシングを行うのが基本です。
クリームは2〜3か月に1回を目安にしつつ、革が乾燥している場合だけ薄く塗りましょう。
半年に1回ほどは、保管状態を見直し、必要に応じて汚れ落としや保湿を行うと安心です。
大切なのは、決まった頻度で必ずクリームを塗ることではなく、革の状態に合わせて必要な手入れをすることです。
あまり履かない革靴ほど、履く前後だけでなく、保管中の湿気や乾燥にも気を配ることで、きれいな状態を長く保ちやすくなります。
以上、あまり履かない革靴の靴磨きの頻度についてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。










