ブーツがむくみで脱げないときは、無理に強く引っ張らないことが大切です。
無理に脱ごうとすると、皮膚を傷めたり、足首をひねったり、痛みや腫れを悪化させることがあります。
足のむくみは、長時間の立ちっぱなしや座りっぱなし、疲労、きつい靴などでも起こることがあります。
軽いむくみであれば、落ち着いて対処することで脱ぎやすくなることがあります。
まず最初にすること
足を休ませる
まずは座るか横になって、足に体重をかけないようにします。
可能であれば、クッションやタオルなどを使って脚を少し高くすると、楽になることがあります。
ブーツの締め付けをゆるめる
ファスナー、ベルト、紐、バックルなどがある場合は、できるだけ全部ゆるめるようにします。
ふくらはぎ部分だけでなく、足首まわりの圧迫も減らすことが大切です。
痛みやねんざっぽさがある場合は短時間冷やす
足首に痛みがある、熱を持っている、ぶつけた覚えがあるといった場合は、タオルで包んだ保冷剤などで短時間だけ冷やす方法があります。
ただし、これは主に痛みや炎症がある場合の補助的な対処であり、単なるむくみ全般の基本対応は、まず安静にして脚を高くすることです。
脱ぐときのコツ
かかと側から少しずつ抜く
ブーツが脱げないときは、つま先方向に無理やり引くよりも、かかとを少しずつ浮かせるように意識するほうが抜けやすいことがあります。
手順としては、以下のように行います。
- 履き口をできるだけ広げる
- 足首を軽く曲げる
- かかと側を少しずつ後ろに抜く
- その後、足先をまっすぐ引く
勢いよく引っ張るのではなく、少しずつ動かすのがポイントです。
靴べらを使う
靴べらがあれば、かかと側にそっと差し込んで摩擦を減らすことで、抜けやすくなる場合があります。
ただし、強く押し込んだり、皮膚に当てて痛みを我慢しながら使ったりするのは避けてください。
一人で難しい場合は手伝ってもらう
自分で無理に脱ごうとすると、体勢が不安定になって足首をひねることがあります。
難しい場合は、一人が脚を支え、もう一人がブーツをまっすぐ少しずつ抜く形にすると安全です。
やってはいけないこと
無理に強く引っ張る
いちばん避けたいのは、力任せに引っ張ることです。
腫れている部分を圧迫して、痛みや炎症を強めることがあります。
強い痛みがあるのに続ける
痛みが強い、足首が動かしにくい、明らかに腫れが強いといった場合は、無理に脱ごうとしないほうが安全です。
原因不明の腫れに自己判断で強い温熱を加える
熱いお風呂や強い温めすぎは、状態によっては腫れを悪化させることがあります。
特に原因がはっきりしない腫れに対しては、自己判断で強く温めるのは避けたほうが無難です。
脱げたあとにするとよいこと
ブーツを脱げたあとは、しばらく無理をせず、次のように過ごします。
- 脚を少し高くして休む
- 痛みがあれば短時間冷やす
- 締め付けの強い靴をしばらく避ける
- 足首や足指を軽く動かしてみる
- 長時間立ちっぱなし、座りっぱなしを避ける
軽いむくみであれば、こうした対応で落ち着くことがあります。
受診を考えたほうがよいケース
足のむくみの多くは一時的なこともありますが、次のような場合は医療機関に相談したほうが安心です。
早めに受診したほうがよい場合
- 片足だけ急に腫れている
- 腫れた部分に赤み、熱っぽさ、痛みがある
- 原因がよくわからない腫れが続いている
- けがをしたあとから強く腫れている
- 足首の痛みが強い
- 体重をかけて歩きにくい
すぐに受診を考えるべき場合
- 胸が痛い
- 息苦しい
- 強いめまいや失神がある
- 咳と一緒に血が出る
このような症状がある場合は、足のむくみとは別に、重大な病気が隠れている可能性もあるため、早急な対応が必要です。
再発を防ぐためのポイント
ブーツで同じことを繰り返しやすい場合は、普段から予防を意識することも大切です。
- 長時間履く日は、きつすぎるブーツを避ける
- 夕方は足がむくみやすいため、サイズ選びは余裕を持つ
- 長時間立つときは、ときどき足首を動かす
- 座りっぱなしのときも、つま先の上げ下げをする
- むくみやすい日は締め付けの強い靴を避ける
まとめ
ブーツがむくんで脱げないときは、まず無理に脱ごうとしないことが重要です。
脚を少し高くして休み、ブーツの締め付けをゆるめ、かかと側から少しずつ抜くようにすると脱ぎやすくなることがあります。
一方で、片足だけの急な腫れ、赤み、熱感、強い痛み、息苦しさなどがある場合は、単なるむくみではない可能性もあるため、早めに医療機関へ相談してください。
以上、ブーツがむくんで脱げない時はどうすればいいのかについてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。









