ズボンを選ぶとき、ウエストや股下は気にしていても、「わたり幅」まで細かく見ている人はそれほど多くないかもしれません。
しかし、わたり幅はパンツの履き心地やシルエットを左右する、とても重要なサイズです。
特に通販でズボンを買う場合は、ウエストだけで判断すると、太ももまわりがきつかったり、反対に太すぎたりすることがあります。
そこで知っておきたいのが、わたり幅の意味です。
この記事では、ズボンのわたり幅とは何か、どこを指すのか、なぜ大切なのかをわかりやすく解説します。
わたり幅とは太ももまわりの横幅のこと
ズボンのわたり幅とは、一般的に股の付け根付近にある太もも部分の横幅を指す寸法です。
パンツを平らな場所に置き、股の付け根周辺を横に測った長さが、わたり幅として表示されることが多くなっています。
簡単にいえば、太ももまわりにどれくらいゆとりがあるかを知るための目安になるサイズです。
パンツはウエストが合っていても、太もも部分が窮屈だと履きにくく感じます。
反対に、わたり幅が広すぎると全体が大きく見えてしまうこともあります。
そのため、わたり幅は見た目と快適さの両方に関わる大切なポイントといえます。
わたり幅が重要な理由
わたり幅が重要とされるのは、主に「見た目」と「動きやすさ」に関係するからです。
細めのわたり幅は、脚まわりをすっきり見せやすく、シャープな印象につながります。
スリムパンツや細身のテーパードパンツでは、このわたり幅が全体の印象を大きく左右します。
一方で、わたり幅に適度なゆとりがあると、座る、歩く、しゃがむといった動作がしやすくなります。
太ももまわりに余裕があることで、日常の動きでも窮屈さを感じにくくなるためです。
ただし、動きやすさや見た目は、わたり幅だけで決まるわけではありません。
股上の深さ、ヒップの大きさ、生地の厚み、ストレッチ性、裾に向かって細くなる形かどうかなど、パンツ全体の設計によっても変わります。
とはいえ、わたり幅が大きな判断材料になることは間違いありません。
わたり幅が広いパンツと狭いパンツの違い
わたり幅の違いによって、パンツの印象や履き心地は大きく変わります。
わたり幅が広めのパンツは、太ももまわりに余裕があるため、リラックス感のあるシルエットになりやすいのが特徴です。
ワイドパンツやルーズシルエットのパンツは、このわたり幅が広めに作られていることが多く、動きやすさを重視したい人にも向いています。
反対に、わたり幅が狭めのパンツは、脚のラインが出やすく、すっきりとした見た目になります。
細身できれいなシルエットを目指したい場合には相性がよいですが、太ももが張りやすい体型だと、窮屈さを感じることもあります。
同じウエストサイズのパンツでも、わたり幅が違えば履いたときの印象はかなり変わります。
そのため、サイズ表を見るときはウエストだけでなく、わたり幅も一緒に確認することが大切です。
わたり幅の測り方
わたり幅は、一般的には次のような方法で測られます。
まず、ズボンを平らな場所に置いて形を整えます。
そのうえで、股の付け根付近を横にまっすぐ測ると、わたり幅の目安になります。
ただし、ここで注意したいのは、ブランドやショップによって測り方が異なることがあるという点です。
股の縫い目のすぐ下を測る場合もあれば、そこから少し下がった位置を測る場合もあります。
そのため、同じ「わたり幅30cm」という表記でも、販売元によって実際の印象が少し違うことがあります。
通販で比較するときは、数字だけでなく、採寸方法の説明まで確認しておくと失敗しにくくなります。
わたり幅ともも幅の違い
ズボンのサイズ表では、「わたり幅」のほかに「もも幅」と書かれていることがあります。
この2つは同じ意味で使われることも多いですが、必ずしも完全に同じとは限りません。
販売元によっては、わたり幅を股の付け根に近い位置、もも幅を少し下の位置として区別している場合があります。
反対に、ほぼ同じ意味で表記しているケースもあります。
つまり、言葉だけでは判断しきれないことがあるため、サイズ表や採寸方法を確認することが大切です。
ズボン選びでわたり幅を確認したほうがよい理由
ズボン選びで失敗しやすいのは、ウエストだけを基準にしてしまうことです。
ウエストが合っていても、太ももまわりに余裕がなければ、履いたときにきつく感じることがあります。
特に次のような人は、わたり幅をしっかり確認したほうが安心です。
- 太ももがしっかりしている人
- スキニーやスリムパンツを選ぶことが多い人
- 通販で試着せずに購入する人
- 動きやすさを重視したい人
また、同じMサイズでもブランドによってシルエットは大きく異なります。
細身のブランドではわたり幅が狭めになっていることもありますし、リラックス系のデザインでは広めになっていることもあります。
サイズ表を見るときは、ウエスト、ヒップ、股上、股下とあわせて、わたり幅も確認するのがおすすめです。
まとめ
ズボンのわたり幅とは、一般的に股の付け根付近にある太もも部分の横幅を指す寸法です。
太ももまわりのゆとりを知る目安になり、パンツのシルエットや履き心地に大きく関わります。
細めならすっきりした印象になりやすく、広めならゆったりとした履き心地になりやすいのが特徴です。
ただし、見た目や動きやすさは、股上や生地、全体のシルエットにも左右されます。
通販でズボンを選ぶときは、ウエストだけでなく、わたり幅にも注目することが大切です。
サイズ表の見方を少し意識するだけで、自分に合う一本を選びやすくなります。
以上、ズボンのわたり幅についてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。








