わたり幅とヒップの違いについて

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パンツのサイズ表でよく見かける「わたり幅」と「ヒップ」は、どちらも下半身に関係する寸法ですが、指している場所も役割も異なります。

この2つを混同すると、サイズ選びで失敗しやすくなります。

簡単にいうと、

  • わたり幅は、太ももまわりのゆとりを見る寸法
  • ヒップは、お尻まわりのフィット感を見る寸法

です。

目次

わたり幅とは

わたり幅とは、パンツの太もも付け根あたりの幅を表す寸法です。

一般的には、パンツを平置きした状態で、股下付近の太もも部分の幅を測った数値を指します。

ただし、ここは少し注意が必要です。

実際の測り方や表記のしかたはブランドやショップによって少し異なり、細かな定義に差があることがあります。

そのため、わたり幅は厳密には

股下付近の太もも部分を平置きで測った幅

と理解しておくのが安全です。

わたり幅が関係するポイント

わたり幅は、主に次のような点に影響します。

  • 太ももまわりの窮屈さ
  • 動きやすさ
  • 脚全体のシルエット
  • 細身に見えるか、ゆったり見えるか

わたり幅が小さい場合

  • 太ももが張りやすい
  • 細身でシャープな印象になる
  • 筋肉質な人や太ももがしっかりした人はきつく感じやすい

わたり幅が大きい場合

  • 太ももまわりに余裕が出る
  • リラックス感のあるシルエットになる
  • 体型カバーしやすい反面、やや太く見えることもある

ヒップとは

ヒップとは、お尻の最も大きい位置の寸法を指します。

ただし、ここで重要なのは、ヒップには2種類の見方があるということです。

身体のヒップ

これは、自分の体を測ったときのヒップ寸法です。

一般的には、お尻の一番高い位置・一番出ている位置を一周した長さを指します。

商品のヒップ

これは、パンツそのもののサイズとして表示されるヒップ寸法です。

ブランドによっては、平置きでお尻部分の幅を測って、それをもとにヒップ寸法を表示していることがあります。

つまり、サイズ表に書かれている「ヒップ○cm」は、

  • 自分の体の目安となるヌード寸法
    なのか、
  • 商品そのものの仕上がり寸法
    なのか、

を確認する必要があります。

ここを見落とすと、数字だけ比べて判断を誤ることがあります。

わたり幅とヒップの違い

両者の違いを整理すると、次のようになります。

わたり幅

  • 測る場所:太もも付け根付近
  • 主な役割:太ももまわりのゆとり、脚のシルエット
  • 影響しやすい悩み:太ももがきつい、脚が張って見える

ヒップ

  • 測る場所:お尻の最も大きい位置
  • 主な役割:お尻・骨盤まわりのフィット感
  • 影響しやすい悩み:お尻が入らない、後ろが張る、座ると窮屈

つまり、

  • ヒップはお尻まわり
  • わたり幅は太ももまわり

を見る数字です。

よくあるサイズの悩みとの関係

この2つの違いは、実際にパンツをはいたときの悩みで考えると分かりやすくなります。

お尻は入るのに、太ももだけきつい

この場合は、ヒップではなくわたり幅が足りていない可能性があります。

たとえば、

  • 太ももに筋肉がついている
  • スキニーや細身パンツで脚だけ張る
  • 立っていると問題ないが、しゃがむと太ももがきつい

といったケースでは、わたり幅を確認したほうがよいです。

太ももは問題ないのに、お尻だけきつい

この場合は、ヒップが足りていない可能性があります。

たとえば、

  • お尻に丸みがある
  • 骨盤が広め
  • 後ろ姿だけ張って見える
  • ポケットが開きやすい

といった場合は、ヒップ寸法が合っていないことがあります。

ただし、この2つだけで穿き心地は決まらない

ここも大切なポイントです。

パンツの穿き心地や見え方は、わたり幅とヒップだけで決まるわけではありません。

ほかにも、

  • 股上
  • 股下
  • ひざ幅
  • 裾幅
  • 生地のストレッチ性
  • パターン設計

などが影響します。

そのため、

  • ヒップは合っているのに窮屈
  • わたり幅に余裕があるのに動きにくい
  • 数値はよさそうなのに穿くと印象が違う

ということも普通にあります。

つまり、わたり幅とヒップは重要な指標ではあるが、それだけで全体のフィット感を完全に判断できるわけではない、ということです。

ネット通販で見るときの注意点

通販でパンツを買うときは、ヒップとわたり幅の違いを理解しておくと失敗しにくくなります。

ただし、その際は表示されている寸法の種類にも注意が必要です。

確認したいのは次の点です。

  • その「ヒップ」がヌード寸法なのか商品の仕上がり寸法なのか
  • わたり幅の測り方がショップ独自表記になっていないか
  • ストレッチ素材かどうか
  • シルエットがスキニー、テーパード、ワイドのどれか

特に通販では、同じMサイズでも商品ごとに寸法がかなり違うことがあります。

そのため、サイズ記号だけでなく、実際の数値を見ることが大切です。

覚え方

シンプルに覚えるなら、次のように考えると分かりやすいです。

  • ヒップ = お尻
  • わたり幅 = 太もも付け根

これだけでも、かなり混同しにくくなります。

まとめ

わたり幅は、パンツの太もも付け根あたりの幅で、太ももまわりのゆとりや脚のシルエットに関係します。

ヒップは、お尻の最も大きい位置の寸法で、お尻や骨盤まわりのフィット感に関係します。

ただし、ヒップは

  • 身体のヌード寸法
  • 商品の仕上がり寸法

のどちらを指しているか、ブランドやサイズ表によって異なることがあります。

また、わたり幅も測り方の表現がショップごとに少し違うことがあります。

そのため、サイズ表を見るときは、

  • ヒップはお尻まわり
  • わたり幅は太ももまわり

と理解したうえで、表示ルールまで確認することが大切です。

以上、わたり幅とヒップの違いについてでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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