学ランの「カラー」とは、主に旧式の詰襟学生服に使われていた、襟の内側に付ける白い着脱式パーツのことです。
ただし、すべての学ランにこのタイプのカラーが付いているわけではありません。
昔ながらの学ランには取り外しできるカラーが使われていたものがありますが、現在は襟と一体化したタイプも多く、見た目が似ていても外せない場合があります。
そのため、カラーを外そうとする前に、まずは自分の学ランが着脱式かどうかを確認することが大切です。
学ランのカラーはすべて外せるわけではない
「学ランの白い部分=必ず外せる」と思われがちですが、実際にはそうとは限りません。
学ランの構造は、年代やメーカーによって違います。
そのため、同じように見える学ランでも、次のようにタイプが分かれます。
着脱式カラーの学ラン
旧式の学ランによく見られるタイプです。
白いカラー本体を襟の内側に取り付ける仕組みになっていて、必要に応じて取り外せます。
一体型の学ラン
最近の学ランに多いタイプです。
白い部分が襟そのものに組み込まれていたり、縫い込み仕様になっていたりするため、カラーだけを外すことはできません。
この違いを知らずに無理に引っ張ると、襟や生地を傷めるおそれがあります。
カラーを外す前に確認するポイント
実際に作業する前に、まずは襟の内側をよく見てみましょう。
確認したいのは、白いカラーが後から付いている構造かどうかです。
もし着脱式なら、襟の内側に固定されている部分が見つかることがあります。
たとえば、次のような特徴があれば、着脱式の可能性があります。
- 白いパーツが襟とは別部品に見える
- 襟の内側に固定されている箇所がある
- カラーの端や裏側に取り付け構造らしきものが見える
反対に、次のような場合は一体型の可能性があります。
- 白い部分が縫い込まれているように見える
- 襟の内側に固定部が見当たらない
- 全体が襟と一続きになっているように見える
まずはこの見極めが大切です。
学ランのカラーの外し方
着脱式カラーだと確認できた場合は、次の流れで外していきます。
学ランを平らな場所に置く
最初に、机やベッドなど平らな場所へ学ランを置きます。
襟の内側が見やすい状態にしておくと、固定部分を確認しやすくなります。
立ったまま作業すると、構造が見えにくく、無理な力がかかりやすくなるため注意が必要です。
襟の内側の固定部分を確認する
次に、白いカラーがどこで留まっているのかを見ます。
着脱式のカラーは、襟内側の固定部にはまっていることがあります。
ここで大切なのは、いきなり引っ張らないことです。
まずどこで固定されているのかを確かめることで、破損や型崩れを防ぎやすくなります。
固定部分を先に外す
固定されている箇所がわかったら、その部分を先に外します。
まだどこかが留まったままの状態で動かすと、カラー本体だけでなく、襟の生地まで傷めることがあります。
少しでも引っかかる感触がある場合は、無理をせず、もう一度固定部分を確認してください。
カラーの形に沿ってゆっくり外す
固定が外れたことを確認したら、カラーの形に沿って少しずつ取り外します。
ここでも、勢いよく抜こうとしないことが大切です。
途中で抵抗を感じた場合は、まだ固定が残っている可能性があります。
そのときは作業を止めて、引っかかっている場所がないか見直しましょう。
カラーを外すときの注意点
学ランのカラーを外すときは、外し方そのものよりも、無理をしないことがとても重要です。
強く曲げない
古いカラーは、長年の使用で硬くなったり、劣化したりしていることがあります。
そのため、無理に曲げるとひび割れたり、折れたりすることがあります。
少し動かないからといって、力を入れてしならせるのは避けたほうが安全です。
布や縫い目を引っ張らない
カラーではなく襟布を持って引っ張ってしまうと、生地や縫製を傷める原因になります。
作業するときは、どこがカラー本体で、どこが襟なのかを見分けながら慎重に触ることが大切です。
外れない場合は一体型を疑う
どう見ても固定部分が見つからない場合や、ほとんど動かない場合は、そもそも外せない構造かもしれません。
その場合は、無理に作業を続けないほうが安心です。
外さないほうがよいケース
次のような場合は、自分で無理に外そうとしないほうがよいでしょう。
- 白い部分が襟に縫い込まれているように見える
- 固定構造が確認できない
- 引っ張ってもほとんど動かない
- 素材が古く、割れそうに見える
- 襟の形が崩れそうになっている
こうした場合は、着脱式ではなく、一体型または縫い込みタイプの可能性があります。
無理に外そうとすると、かえって学ランを傷めてしまうことがあります。
学ランのカラーは「外し方」より「見極め」が大切
学ランのカラーを外すうえで一番大切なのは、外し方のテクニックよりも、そのカラーが本当に外せるかどうかを見極めることです。
着脱式であれば、襟の内側の固定部分を確認し、そこを外してからゆっくり取り外します。
一方で、一体型の学ランは外せないため、無理に触らないほうが安全です。
「白い部分があるから外せるはず」と決めつけず、まずは構造を確認することが失敗を防ぐポイントです。
まとめ
学ランのカラーは、旧式の詰襟学生服では着脱できるタイプがある一方で、現在は外せない一体型も多くなっています。
そのため、カラーを外したいときは、まず着脱式かどうかを確認することが大切です。
外せるタイプであれば、固定部分を確認し、無理な力をかけずに少しずつ外していきます。
少しでも違和感がある場合は、無理に進めず、構造を見直すことが大切です。
以上、学ランのカラーの外し方についてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。








