モーニングのポケットチーフの折り方について

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モーニングコートに合わせるポケットチーフは、白無地が基本です。

結婚式や式典、叙勲などで着用するモーニングは昼の正礼装にあたるため、ポケットチーフも華やかさより、清潔感・格式・端正さを重視します。

折り方は、主に次の2つが適しています。

  • スリーピークス
  • TVフォールド

どちらもモーニングに合わせられる折り方ですが、印象が少し異なります。

より礼装らしく見せたい場合はスリーピークス、控えめで落ち着いた印象にしたい場合はTVフォールドがおすすめです。

目次

モーニングにふさわしいポケットチーフの色と素材

色は白無地が基本

モーニングに合わせるポケットチーフは、白無地が最も無難です。

色柄のあるチーフは、スーツスタイルやパーティーシーンではおしゃれに見えることもありますが、モーニングのような格式ある装いでは、ややカジュアルに見える場合があります。

特に、結婚式で新郎新婦の父親や親族として出席する場合、叙勲や公式行事に出席する場合は、白無地を選ぶと安心です。

素材はリネンやコットンが使いやすい

素材は、白リネンまたは白コットンがよく使われます。

白リネンはハリがあり、折り目がきれいに出やすいため、フォーマルな印象を作りやすい素材です。

スリーピークスやTVフォールドの形も整えやすく、モーニングとの相性が良いといえます。

白コットンも清潔感があり、礼装用として一般的に使われます。

レンタル衣装や既製のフォーマル小物では、白コットンのポケットチーフが用意されていることもあります。

白シルクも使えないわけではありませんが、光沢があるため少し華やかな印象になります。

モーニングでは、シルクをふんわり挿すよりも、リネンやコットンをきちんと折って使うほうが端正に見えます。

モーニングにおすすめの折り方

スリーピークス

モーニングに合わせる折り方として、まずおすすめしたいのがスリーピークスです。

スリーピークスは、ポケットチーフで三つの山を作る折り方です。

胸元に適度な存在感が出るため、結婚式や格式ある式典でのモーニング姿によく合います。

特に、結婚式で新郎新婦の父親や親族、主賓としてモーニングを着る場合は、白無地のスリーピークスが礼装らしい印象を作りやすいです。

ただし、山を高く出しすぎると華美に見えることがあります。

三つの山をきれいにそろえ、胸元で主張しすぎないように整えることが大切です。

TVフォールド

もう一つのおすすめがTVフォールドです。

TVフォールドは、ポケットから白い水平線が見えるように折る、非常にシンプルな折り方です。

スクエアフォールド、プレジデンシャルフォールドと呼ばれることもあります。

モーニングに合わせる場合、TVフォールドは控えめで落ち着いた印象になります。

結婚式だけでなく、叙勲、表彰式、公式行事など、華やかさよりも品格や清潔感を重視したい場面に適しています。

ポケットから見せる高さは、1cm前後を目安にすると上品です。

控えめにしたい場合は、5mm〜1cm程度でも問題ありません。

大きく出しすぎるとカジュアルに見えやすいため、あくまでさりげなく見せるのがポイントです。

スリーピークスの折り方

1. ポケットチーフを広げる

まず、ポケットチーフを平らな場所に広げます。

シワが強い場合は、事前に軽くアイロンをかけておくと仕上がりがきれいです。

リネンやコットンのチーフは折り目が出やすいため、端をきちんとそろえながら折ると、より礼装らしい印象になります。

2. 三角形になるように半分に折る

チーフを対角線で折り、三角形を作ります。

このとき、角をぴったり重ねるのではなく、少しずらして折ると、あとで山を作りやすくなります。

3. さらに角をずらして三つの山を作る

次に、左右の角を折り重ねながら、上部に三つの山が出るように整えます。

三つの山は、できるだけ均等に見えるようにします。

山の高さがバラバラすぎると、少し乱れた印象になるため注意しましょう。

4. ポケット幅に合わせて左右を折る

三つの山ができたら、胸ポケットに入る幅に合わせて左右を折ります。

このとき、幅が広すぎるとポケットに入りにくくなり、狭すぎると中で動いてしまいます。

ポケットより少し細い程度に整えると、きれいに収まりやすくなります。

5. 下側を折って高さを調整する

最後に、下側を折り上げて、ポケットに入れたときの高さを調整します。

三つの山が胸ポケットから自然に見える程度に整えます。

高く出しすぎると派手に見えるため、モーニングでは控えめな高さを意識しましょう。

6. 胸ポケットに入れて形を整える

ポケットに入れたら、三つの山の高さと向きを整えます。

正面から見て、山が倒れていないか、左右に偏っていないかを確認してください。

胸元に花を付ける場合は、チーフが目立ちすぎないように、少し控えめに整えるとバランスが良くなります。

TVフォールドの折り方

1. ポケットチーフを広げる

ポケットチーフを平らな場所に広げます。

TVフォールドはシンプルな折り方なので、シワや歪みが目立ちやすいです。

折る前に軽く整えておくと、仕上がりがきれいになります。

2. 半分に折る

チーフを横半分に折ります。

端をきちんと合わせることで、ポケットから見えるラインがまっすぐになります。

モーニングでは、ラフに崩すよりも、きちんと整えることが大切です。

3. 胸ポケットの幅に合わせて左右を折る

次に、左右を内側に折り、胸ポケットの幅に合わせます。

ポケットより少し細いくらいにすると、きれいに収まりやすくなります。

幅が細すぎるとポケットの中で斜めになりやすいため、実際に入れながら調整するとよいでしょう。

4. 下側を折って高さを調整する

下側を折り上げ、ポケットから見える高さを調整します。

TVフォールドの場合、ポケットから見える白いラインは1cm前後が目安です。

控えめに見せたい場合は、5mm〜1cm程度でも上品です。

5. 胸ポケットに入れて水平に整える

最後に、胸ポケットに入れて、上端が水平になるように整えます。

TVフォールドは、上端のラインが斜めになっていると目立ちます。

鏡で正面から確認し、白いラインがまっすぐ見えるように調整しましょう。

場面別のおすすめ

結婚式で新郎新婦の父親がモーニングを着る場合

結婚式で新郎新婦の父親がモーニングを着る場合は、白無地チーフのスリーピークスがおすすめです。

スリーピークスは礼装らしい印象を出しやすく、モーニングの格式にもよく合います。

ただし、胸元を華やかにしすぎる必要はありません。

三つの山をきれいに整え、控えめな高さにすることで、品のある装いになります。

ブートニアやコサージュを付ける場合は、チーフを出しすぎないようにしましょう。

胸元に装飾が重なりすぎると、やや騒がしく見えることがあります。

叙勲・式典・公式行事の場合

叙勲や式典、公式行事でモーニングを着る場合は、TVフォールドまたは控えめなスリーピークスが適しています。

落ち着いた印象を重視するならTVフォールド、礼装らしい華やかさを少し加えたいならスリーピークスがよいでしょう。

どちらの場合も、色は白無地を選び、派手な柄や強い光沢のある素材は避けるのが無難です。

レンタル衣装を利用する場合

レンタルのモーニングには、あらかじめ白いポケットチーフが付属していることがあります。

その場合、スリーピークスの形に整えられたチーフが用意されていることもあります。

モーニング用として用意されている白無地のチーフであれば、基本的にはそのまま使って問題ありません。

自分で別のチーフを用意する場合も、レンタル衣装全体の雰囲気に合わせて、白無地のものを選ぶと安心です。

避けたほうがよいポケットチーフの使い方

色柄の強いチーフ

赤、青、ピンク、柄物などのチーフは、モーニングにはあまり向きません。

パーティー用のスーツやジャケットスタイルではおしゃれに見えることがありますが、モーニングは格式を重んじる装いです。

特に親族や主賓として出席する場合は、白無地を選ぶほうが安全です。

パフやクラッシュド

パフは、チーフをふんわりと丸く見せる挿し方です。

クラッシュドは、より無造作にチーフを挿すスタイルです。

どちらも華やかでおしゃれな印象がありますが、モーニングの正礼装にはややカジュアルです。

結婚式のゲストとしてのスーツスタイルなら使える場合もありますが、モーニングでは避けたほうが無難です。

出しすぎ・崩しすぎ

ポケットチーフを大きく出しすぎると、胸元が目立ちすぎてしまいます。

また、折り方を崩しすぎると、せっかくのモーニング姿がだらしなく見えることがあります。

モーニングでは、さりげなく整っていることが大切です。

スリーピークスなら山をきれいにそろえ、TVフォールドなら上端を水平に整えましょう。

きれいに見せるためのポイント

事前に軽くアイロンをかける

リネンやコットンのチーフは、シワが強いと清潔感が損なわれます。

使用前に軽くアイロンをかけておくと、折り目がきれいに出て、胸元も端正に見えます。

ただし、強くプレスしすぎる必要はありません。

自然なハリを残しつつ、目立つシワを整える程度で十分です。

胸ポケットの深さに合わせる

モーニングコートによって、胸ポケットの深さや幅は少しずつ異なります。

同じ折り方でも、実際に入れてみると高く出すぎたり、逆に沈んでしまったりすることがあります。

着用前に必ず鏡で確認し、出る高さを調整しましょう。

胸元全体のバランスを見る

ポケットチーフだけでなく、ネクタイ、シャツ、ベスト、ブートニアなどとのバランスも大切です。

特に結婚式では、胸元にブートニアやコサージュを付けることがあります。

その場合は、チーフを控えめに整えると、全体が上品にまとまります。

まとめ

モーニングコートに合わせるポケットチーフは、白無地が基本です。

素材は、白リネンまたは白コットンが使いやすく、きちんと折ることで礼装らしい印象になります。

折り方は、スリーピークスTVフォールドのどちらも適しています。

結婚式で新郎新婦の父親や親族としてモーニングを着る場合は、白無地のスリーピークスが特におすすめです。
一方、叙勲や公式行事などで落ち着いた印象を重視したい場合は、TVフォールドも上品にまとまります。

大切なのは、派手に見せることではなく、白無地のチーフを清潔に、控えめに、きちんと整えることです。

スリーピークスなら三つの山を美しくそろえ、TVフォールドなら水平なラインをまっすぐ見せることで、モーニングにふさわしい品格ある胸元になります。

以上、モーニングのポケットチーフの折り方についてでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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