カフスボタンとは、シャツの袖口を留めるためのアクセサリーです。
日本では「カフスボタン」と呼ばれることが多いですが、「カフリンクス」と呼ばれることもあります。
一般的なビジネスシャツは袖口にボタンが付いていますが、カフスボタンを使うシャツは、袖口の両側にボタンホールが空いています。
そのボタンホールにカフスボタンを通すことで、袖口を留める仕組みです。
カフスボタンは、手元にさりげない上品さを加えられるアイテムです。
ビジネスシーンでは必須ではありませんが、正しく選べば、きちんとした印象や細部まで気を配っている印象を与えられます。
ただし、デザインによっては派手に見えたり、場にそぐわない印象を与えたりすることもあります。
ビジネスで使う場合は、おしゃれを強く主張するためではなく、身だしなみを整えるための控えめなアクセントとして取り入れることが大切です。
ビジネスでカフスボタンを使ってもよい?
ビジネスでの使用自体は問題ない
カフスボタンは、ビジネスシーンで使っても問題のないアイテムです。
特に、スーツスタイルをきちんと見せたい場面や、商談、会食、式典、役員対応など、身だしなみが重視される場面では取り入れやすいでしょう。
シンプルで上品なカフスボタンを選べば、スーツスタイルに自然になじみます。
シャツやスーツ、ネクタイ、腕時計とのバランスが取れていれば、落ち着いた大人の印象を演出できます。
ただし、カフスボタンは職場や業界によって受け取られ方が異なります。
フォーマルな服装が求められる職場ではなじみやすい一方で、カジュアルな服装が多い職場では、やや堅く見えることもあります。
社風や相手先の雰囲気に合わせることが大切
ビジネスでカフスボタンを使うときは、自分の好みだけで選ばず、職場や取引先の雰囲気に合わせることが大切です。
たとえば、金融、法律、コンサルティング、役員対応が多い仕事などでは、控えめなカフスボタンは比較的なじみやすい傾向があります。
一方で、服装が自由な職場や、ビジネスカジュアルが中心の職場では、カフスボタンが少しフォーマルに見える場合もあります。
特に、初めてビジネスでカフスボタンを使う場合は、周囲の服装よりも目立ちすぎないことを意識しましょう。
まずはシンプルなデザインから取り入れると、自然に使いやすくなります。
ビジネス向きのカフスボタンの選び方
色はシルバー系が無難
ビジネスで最も使いやすいのは、シルバー系のカフスボタンです。
シルバーは、ネイビースーツ、グレースーツ、白シャツ、サックスブルーのシャツなど、一般的なビジネススタイルに合わせやすい色です。
腕時計やベルトのバックル、バッグの金具ともなじみやすく、手元だけが浮いて見える心配も少なくなります。
初めてビジネス用のカフスボタンを選ぶなら、光沢が強すぎないシルバー、ステンレス、白蝶貝などの控えめなデザインがおすすめです。
ゴールド系のカフスボタンも、必ずしもマナー違反ではありません。
ただし、シルバーに比べると華やかに見えやすいため、商談や堅い職場ではやや目立つ場合があります。
ゴールドを選ぶ場合は、小ぶりで上品なデザインを選ぶとよいでしょう。
デザインはシンプルなものを選ぶ
ビジネス用のカフスボタンは、シンプルなデザインを選ぶのが基本です。
おすすめは、丸型、四角型、楕円型、無地、細いライン入り、控えめな幾何学模様などです。
白蝶貝や黒蝶貝を使ったものも、上品でビジネスに合わせやすいデザインです。
反対に、キャラクターもの、大きなロゴ、派手な色石、奇抜な形、趣味を強く感じさせるモチーフなどは、ビジネスでは避けたほうが無難です。
カフスボタンは小さなアイテムですが、名刺交換や資料説明、会食などで手元は意外と見られます。
ビジネスでは、相手に「おしゃれな人」と思わせるよりも、「清潔感がある」「落ち着いている」「きちんとしている」と感じてもらえることが大切です。
サイズは小ぶりから標準サイズが使いやすい
カフスボタンは、大きすぎると手元で目立ちやすくなります。
袖口のバランスも崩れやすく、ビジネスではやや派手な印象になることがあります。
ビジネスで使うなら、小ぶりから標準サイズのものを選ぶと安心です。
袖口に自然に収まり、手を動かしたときにさりげなく見える程度がちょうどよいでしょう。
存在感のある大きなカフスボタンは、パーティーやカジュアルな会食では使いやすい場合もありますが、通常のオフィスや商談では控えめなサイズのほうが適しています。
カフスボタンを使えるシャツの種類
ダブルカフス
ダブルカフスは、袖口を折り返してカフスボタンで留めるタイプのシャツです。
フレンチカフスと呼ばれることもあります。
カフスボタンを使うシャツとしては代表的なタイプで、フォーマル感があります。
結婚式、式典、パーティー、重要な会食、改まった商談などに向いています。
一方で、日常のオフィスでは少しドレッシーに見えることもあります。
普段の職場で使う場合は、スーツやネクタイもきちんと整え、カフスボタンだけが浮かないように注意しましょう。
コンバーチブルカフス
コンバーチブルカフスは、通常のボタンでも留められ、カフスボタンでも留められるタイプのシャツです。
普段はボタンで留め、きちんと見せたい日だけカフスボタンを使うことができます。
そのため、ビジネスで初めてカフスボタンを取り入れる人にも使いやすい袖口です。
ダブルカフスほどフォーマル感が強くないため、日常のオフィススタイルにも比較的なじみやすいでしょう。
ビジネスカジュアルやクールビズの時期にも使いやすいタイプです。
通常のボタン付きシャツには基本的に使えない
一般的なボタン付きのシャツには、基本的にカフスボタンは使えません。
袖口にカフスボタンを通すためのボタンホールが必要だからです。
カフスボタンを使いたい場合は、ダブルカフスまたはコンバーチブルカフスのシャツを選びましょう。
購入時には、シャツの袖口の仕様を確認しておくことが大切です。
ビジネスでのカフスボタンの基本マナー
目立たせすぎない
ビジネスでのカフスボタンは、目立たせるためのものではなく、手元を上品に整えるためのものです。
手を動かしたときに少し見える程度で十分です。
相手の視線がカフスボタンに集中してしまうほど派手なものは、ビジネスでは避けたほうがよいでしょう。
特に商談や会議では、服装の印象が相手への信頼感に関わることもあります。
カフスボタンだけが強く主張していると、落ち着きよりも派手さが目立ってしまう可能性があります。
スーツや腕時計と雰囲気を合わせる
カフスボタンを選ぶときは、スーツや腕時計との相性も大切です。
たとえば、腕時計のケースがシルバーなら、カフスボタンもシルバー系にすると統一感が出ます。
ベルトのバックルやバッグの金具もシルバーでそろえると、全体が自然にまとまります。
一方で、腕時計やベルトの金具がシルバーなのに、カフスボタンだけが大きなゴールドだと、手元だけが目立って見えることがあります。
ビジネスでは、金属の色や質感をできるだけそろえると上品に見えます。
ネクタイピンとのバランスを取る
ネクタイピンとカフスボタンを一緒に使うこと自体は問題ありません。
ただし、両方とも装飾性が強いと、少し華やかすぎる印象になることがあります。
シルバーのネクタイピンを使うなら、カフスボタンもシルバー系にするとまとまりやすいです。
ネクタイピンがシンプルなら、カフスボタンも控えめなデザインにすると、ビジネスらしい落ち着きが出ます。
ビジネスでは、複数のアクセサリーを身につける場合ほど、全体のバランスが重要です。
ひとつひとつを目立たせるのではなく、全体として自然に見えることを意識しましょう。
ビジネスで避けたほうがよいカフスボタン
派手な色や大きな装飾のあるもの
赤、青、緑などの鮮やかな色が大きく使われているカフスボタンは、ビジネスでは目立ちやすくなります。
色石が大きいものや、光沢が強すぎるものも、商談や会議では華やかに見えすぎることがあります。
もちろん、クリエイティブ職やカジュアルな会食など、個性を出しやすい場面では許容される場合もあります。
しかし、一般的なビジネスシーンでは、控えめな色とデザインを選ぶほうが安心です。
ブランドロゴが目立つもの
ブランドロゴが大きく入ったカフスボタンは、ビジネスでは自己主張が強く見えることがあります。
高級ブランドのカフスボタンであっても、ロゴが目立ちすぎると上品さよりも派手さが先に伝わる場合があります。
ビジネスで使うなら、ブランドが分かりにくいシンプルなデザインのほうが自然です。
ロゴ入りのカフスボタンを選ぶ場合も、さりげなく入っているものや、遠目には分からない程度のものを選ぶとよいでしょう。
趣味や遊び心が強すぎるモチーフ
車、ゴルフ、楽器、動物、キャラクターなどをモチーフにしたカフスボタンは、会話のきっかけになることがあります。
しかし、ビジネスの場ではカジュアルに見えやすいため、使う場面を選びます。
通常のオフィス、商談、初対面の取引先との打ち合わせでは、こうしたデザインは避けたほうが無難です。
仕事関係の会食でも、相手との関係性が浅い場合は控えめなものを選びましょう。
遊び心のあるカフスボタンは、プライベートのパーティーや親しい人との会食など、場の雰囲気が柔らかいときに使うのがおすすめです。
シーン別のカフスボタンの選び方
普段のオフィス
普段のオフィスで使うなら、シルバー系のシンプルなカフスボタンが適しています。
無地、細いライン入り、スクエア型、丸型など、控えめなデザインを選ぶと自然です。
毎日使う場合は、装飾性よりも清潔感を重視しましょう。
カフスボタンだけに高級感がありすぎると、普段のビジネススタイルから浮いて見えることがあります。
まずは、白シャツやサックスブルーのシャツに合うシンプルなものを1つ用意すると使いやすいです。
商談・営業訪問
商談や営業訪問では、相手に安心感や信頼感を与える服装が大切です。
カフスボタンを使う場合も、できるだけ控えめなものを選びましょう。
おすすめは、シルバー、白蝶貝、黒蝶貝、ネイビー系などの落ち着いたデザインです。
派手な色や大きな装飾は避け、スーツやネクタイと自然になじむものを選ぶと好印象です。
商談では、カフスボタンを目立たせることよりも、服装全体が清潔で整っていることが重要です。
手元は名刺交換や資料説明のときに見られるため、袖口の汚れやシャツのシワにも注意しましょう。
重要な会議・役員対応
重要な会議や役員対応では、上品で落ち着いたカフスボタンがよく合います。
白シャツにネイビースーツ、シルバー系のカフスボタンを合わせると、清潔感と信頼感のある印象になります。
チャコールグレーのスーツに白蝶貝のカフスボタンを合わせるのも、落ち着いた雰囲気を出しやすい組み合わせです。
ただし、重要な場面だからといって、華やかなものを選ぶ必要はありません。
むしろ、控えめで質感のよいものを選ぶほうが、ビジネスでは品よく見えます。
会食・パーティー
会食やパーティーでは、普段のオフィスより少し華やかなカフスボタンも使いやすくなります。
白蝶貝、黒蝶貝、控えめな石付き、落ち着いたゴールド系などは、場の雰囲気に合うことがあります。
ただし、仕事関係者との会食であれば、遊びすぎないことが大切です。
ビジネスの延長としての会食では、上品さを優先しましょう。
プライベートのパーティーであれば、少し個性的なデザインを取り入れても問題ありません。
葬儀・弔事
葬儀や弔事では、カフスボタンは必須ではありません。
使う場合は、黒、白、シルバーなどの非常に控えめなものを選びます。
金色、色石、派手な装飾、光沢の強すぎるものは避けたほうがよいでしょう。
弔事では、おしゃれを見せることよりも、落ち着きと慎みを大切にする必要があります。
迷う場合は、カフスボタンを使わないほうが安心です。
シャツ・スーツとの合わせ方
白シャツに合わせる場合
白シャツは、カフスボタンを最も合わせやすいシャツです。
シルバー、白蝶貝、黒蝶貝、ネイビー系など、控えめなデザインであれば幅広く合わせられます。
ビジネスで失敗しにくいのは、白シャツにシルバー系のカフスボタンを合わせる組み合わせです。
清潔感があり、商談や会議、営業訪問など、さまざまなビジネスシーンに対応できます。
サックスブルーのシャツに合わせる場合
サックスブルーのシャツには、シルバー系やネイビー系のカフスボタンがよく合います。
爽やかで清潔感のある印象になり、営業職や外回りのビジネススタイルにも向いています。
派手な色を合わせるよりも、シャツの色になじむ落ち着いたデザインを選ぶと自然です。
ストライプシャツに合わせる場合
ストライプシャツにカフスボタンを合わせる場合は、できるだけシンプルなデザインを選びましょう。
シャツ自体に柄があるため、カフスボタンまで装飾的にすると、手元が少しうるさく見えることがあります。
細いストライプであれば比較的合わせやすいですが、太いストライプや色柄が強いシャツには、無地やシンプルなシルバー系がおすすめです。
ネイビースーツに合わせる場合
ネイビースーツには、シルバー系、白蝶貝、ネイビー系のカフスボタンがよく合います。
ネイビースーツは誠実で爽やかな印象を作りやすく、ビジネスでは非常に使いやすいスーツです。
カフスボタンも控えめなものを選ぶと、全体の印象が引き締まります。
白シャツ、ネイビースーツ、シルバーのカフスボタンの組み合わせは、ビジネスで特に失敗しにくい定番です。
グレースーツに合わせる場合
グレースーツには、シルバー系のカフスボタンがよく合います。
チャコールグレーのスーツなら落ち着いた印象に、ライトグレーのスーツなら軽やかな印象になります。
白蝶貝や黒蝶貝を合わせると、上品さも出しやすくなります。
グレースーツは色のトーンによって印象が変わるため、カフスボタンもスーツの濃淡に合わせて選ぶとよいでしょう。
ブラックスーツに合わせる場合
ブラックスーツにカフスボタンを合わせると、ややフォーマルな印象になります。
ビジネスでブラックスーツを着る場合は、シンプルなシルバー系や黒系のカフスボタンを選ぶとまとまりやすいです。
華やかなゴールドや大きな装飾は、フォーマル感が強くなりすぎることがあるため注意しましょう。
若手社員がカフスボタンを使うときの注意点
まずは控えめなデザインから取り入れる
若手社員がカフスボタンを使うこと自体は問題ありません。
ただし、職場によっては、カフスボタンが少し目立って見えることがあります。
特に、周囲にカフスボタンを使っている人が少ない職場では、最初から華やかなものを選ぶよりも、小ぶりでシンプルなものから取り入れると自然です。
おすすめは、シルバー系、無地、細いライン入り、小さめのスクエア型や丸型などです。
白シャツやサックスブルーのシャツに合わせると、清潔感のある印象になります。
高級感を出しすぎない
若手社員の場合、高級ブランドのロゴが目立つものや、装飾が強いカフスボタンは避けたほうが無難です。
ビジネスでは、身だしなみを整えることが目的です。
手元だけが高級感を強く主張していると、服装全体のバランスが崩れて見えることがあります。
まずは、価格やブランドよりも、清潔感、控えめさ、使いやすさを重視して選ぶとよいでしょう。
管理職・役職者がカフスボタンを使う場合
上質感のある控えめなものを選ぶ
管理職や役職者の場合、カフスボタンは比較的自然に取り入れやすいアイテムです。
落ち着いたスーツスタイルに、質感のよいカフスボタンを合わせると、信頼感や品のよさを演出できます。
特に、役員対応や会食、式典などでは、手元まで整っている印象を与えやすくなります。
ただし、役職者であっても派手すぎるデザインは避けたほうがよいでしょう。
立場がある人ほど、目立つ装飾よりも、控えめで上質なもののほうが品よく見えます。
ロゴよりも素材感を重視する
管理職や役職者がカフスボタンを選ぶ場合は、ブランドロゴで見せるよりも、素材や質感で上品さを出すほうがおすすめです。
白蝶貝、黒蝶貝、シルバー、控えめなメタル素材などは、ビジネスシーンに合わせやすく、落ち着いた印象を作れます。
高級感を出す場合も、遠目で分かるような派手さではなく、近くで見たときに品のよさが伝わる程度が理想です。
カフスボタンと腕時計の合わせ方
金属の色をそろえると統一感が出る
カフスボタンと腕時計は、どちらも手元にあるアイテムです。
そのため、色や質感をそろえると統一感が出ます。
腕時計のケースがシルバーなら、カフスボタンもシルバー系にすると自然です。
ゴールドケースの時計を使う場合は、カフスボタンもゴールド系または落ち着いた色味のものを合わせるとまとまりやすくなります。
ただし、ビジネスではゴールドの印象が強くなりすぎないように注意しましょう。
小ぶりで控えめなデザインを選ぶと上品に見えます。
スマートウォッチと合わせる場合
スマートウォッチとカフスボタンを合わせること自体は、マナー違反ではありません。
ただし、スマートウォッチはスポーティーな印象が出やすいため、クラシックなカフスボタンと合わせると、手元の雰囲気が少しちぐはぐに見えることがあります。
ビジネスで合わせる場合は、スマートウォッチのバンドをシンプルなものにしたり、カフスボタンを控えめなデザインにしたりすると、全体がまとまりやすくなります。
ノーネクタイでカフスボタンを使う場合
ノーネクタイでも使えるがバランスが大切
ノーネクタイのビジネススタイルでも、カフスボタンを使うことはできます。
ただし、ノーネクタイはややカジュアルな印象になるため、カフスボタンだけがフォーマルすぎると違和感が出ることがあります。
ダブルカフスのシャツに重厚感のあるカフスボタンを合わせると、少しきめすぎに見える場合もあります。
ノーネクタイで使うなら、コンバーチブルカフスのシャツや、シンプルで光沢を抑えたカフスボタンを選ぶと自然です。
クールビズでは控えめなものが使いやすい
クールビズの時期にカフスボタンを使う場合は、涼しげで軽やかな印象を意識しましょう。
シルバー系、白蝶貝、淡いブルー系など、清潔感のあるデザインが合わせやすいです。
派手な色や大きな装飾は、軽装の中で目立ちやすくなるため注意が必要です。
クールビズでは、カフスボタンよりもシャツの清潔感やサイズ感のほうが印象に大きく影響します。
袖口がきれいに整っているかも確認しましょう。
フォーマル用とビジネス用の違い
フォーマル用は華やかさや格式を重視する
結婚式や式典などのフォーマルシーンでは、白蝶貝、黒蝶貝、オニキス、シルバーなど、上品で格式のあるカフスボタンがよく使われます。
タキシードや礼服に合わせる場合は、ビジネスよりもフォーマル感を重視します。
装い全体のルールに合わせて、カフスボタンも選ぶ必要があります。
ビジネス用は清潔感と控えめさを重視する
ビジネス用のカフスボタンでは、華やかさよりも清潔感、控えめさ、信頼感が大切です。
結婚式用の華やかなカフスボタンをそのまま職場で使うと、少し目立ちすぎる場合があります。
ビジネスでは、スーツやシャツに自然になじむシンプルなものを選びましょう。
フォーマル用とビジネス用を分けて持っておくと、場面に合わせて使いやすくなります。
ビジネスでおすすめの組み合わせ
白シャツ・ネイビースーツ・シルバーのカフスボタン
最も失敗しにくい組み合わせは、白シャツ、ネイビースーツ、シルバーのシンプルなカフスボタンです。
清潔感、誠実さ、上品さのバランスがよく、商談、会議、営業訪問、役員対応など幅広いビジネスシーンで使えます。
初めてカフスボタンを取り入れる場合は、この組み合わせから始めると安心です。
サックスブルーシャツ・グレースーツ・シルバー系のカフスボタン
サックスブルーのシャツにグレースーツを合わせる場合は、シルバー系のカフスボタンがよく合います。
爽やかで落ち着いた印象になり、外回りや営業職にも向いています。
ネイビー系のカフスボタンを選ぶと、シャツとの色のつながりが出て自然にまとまります。
白シャツ・チャコールグレースーツ・白蝶貝のカフスボタン
少し上品さを出したい場合は、白シャツにチャコールグレースーツ、白蝶貝のカフスボタンを合わせるのもおすすめです。
落ち着きがあり、重要な会議や会食にも使いやすい組み合わせです。
派手さはありませんが、手元にさりげない上質感を加えられます。
カフスボタンを付けるときの注意点
左右がきちんと留まっているか確認する
カフスボタンは、片方だけ外れていると意外と目立ちます。
出かける前に、左右がきちんと留まっているか確認しましょう。
袖口がゆがんでいたり、カフスボタンが曲がっていたりすると、せっかくの装いもだらしなく見えることがあります。
鏡で全体を確認し、シャツの袖口が整っているか見ておくと安心です。
シャツの袖口を清潔に保つ
カフスボタンを使うと、袖口に視線が集まりやすくなります。
そのため、シャツの袖口が汚れていたり、シワが目立っていたりすると、清潔感を損ねる可能性があります。
カフスボタンを使う日は、シャツの状態にも注意しましょう。
特に白シャツは袖口の汚れが目立ちやすいため、着用前に確認しておくことが大切です。
カフスボタンのビジネスマナーまとめ
基本は控えめで上品なものを選ぶ
ビジネスでカフスボタンを使う場合は、シルバー系、小ぶり、シンプルなデザインを選ぶのが基本です。
派手な色石、大きなロゴ、個性的すぎるモチーフ、強い光沢のあるものは避けたほうが無難です。
カフスボタンは装いの主役ではなく、手元を整えるための控えめなアクセントとして使いましょう。
TPOに合わせて使い分ける
カフスボタンは、ビジネスで使っても問題のないアイテムですが、すべての場面で同じように使えるわけではありません。
普段のオフィスでは控えめに、商談や営業訪問では信頼感を重視し、会食やパーティーでは少し華やかさを加えるなど、場面に合わせて使い分けることが大切です。
葬儀や弔事では、カフスボタンは必須ではありません。
使う場合は非常に控えめなものにし、迷う場合は使わないほうが安心です。
全体の清潔感と統一感を重視する
カフスボタンだけをおしゃれに見せようとするのではなく、スーツ、シャツ、ネクタイ、靴、腕時計との統一感を大切にしましょう。
ビジネスでは、細かな装飾よりも全体の清潔感が重要です。
カフスボタンは、正しく選べばスーツスタイルを上品に見せてくれるアイテムです。
派手に見せるのではなく、さりげなく手元を整える意識で取り入れると、ビジネスシーンでも自然に使いやすくなります。
以上、カフスボタンのビジネスのマナーについてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。








