スニーカーは洗濯機で脱水すること自体は不可能ではありません。
ですが、基本的にはおすすめしにくい方法です。
多くのメーカーは、スニーカーを洗濯機で洗うことや乾燥機を使うことを推奨しておらず、手洗いと自然乾燥を案内しています。
そのため、脱水だけであっても、できるだけ避けるのが無難です。
脱水をおすすめしにくい理由
洗濯機の脱水は、短時間でも強い回転が加わります。
その影響で、アッパーが型崩れしたり、ソールまわりに負担がかかったりすることがあります。
特に、接着剤を使って組み立てられているスニーカーは、強い刺激を繰り返すことでダメージが出る可能性があります。
また、洗濯機の中で靴が激しく動くと、靴そのものだけでなく洗濯機にも負担がかかります。
こうした点を考えると、脱水だけなら問題ないと軽く考えるのは避けたほうが安全です。
素材によって注意点は変わる
素材によっても向き不向きがあります。
レザーやスエード、ヌバックなどの素材は水分や摩擦に弱いため、洗濯機での脱水は避けたほうがよいです。
見た目が傷みやすく、風合いが変わる原因にもなります。
一方で、メッシュやキャンバスなどの布系スニーカーは、革素材よりは水洗いしやすい傾向があります。
ただし、布系であっても洗濯機での脱水が適しているとは限りません。
やわらかい素材ほど形が崩れやすいこともあるため、油断はできません。
特に避けたいスニーカー
高機能なランニングシューズや、クッション性の高い厚底スニーカーは特に注意が必要です。
こうした靴は、フォーム材や複数のパーツを組み合わせて作られていることが多く、強い回転による負担がかかると性能や履き心地に影響するおそれがあります。
また、高価なスニーカーやお気に入りの一足も、洗濯機での脱水は避けたほうが安心です。
一度型崩れや接着の傷みが起きると、元の状態に戻しにくいためです。
安全に乾かしたい場合の方法
スニーカーを乾かしたいときは、脱水よりもタオルドライと陰干しを優先するのが安全です。
まず、洗ったあとに乾いたタオルで全体を包み、やさしく押して水分を取ります。
その後、靴の中に新聞紙やキッチンペーパーを詰めて形を整え、風通しのよい日陰で乾かします。
中の紙は水分を吸って湿ってくるため、途中で新しいものに交換すると乾きやすくなります。
この方法なら、洗濯機の強い回転を使わずに水分を減らしやすく、型崩れも防ぎやすくなります。
どうしても脱水したい場合の考え方
どうしても脱水したい場合は、公式に広く推奨されている方法ではないことを理解したうえで、慎重に判断する必要があります。
行うとしても、靴ひもやインソールを外し、タオルである程度水気を取ってから、洗濯ネットに入れて短時間で済ませるなど、負担をできるだけ減らす工夫が必要です。
ただし、これはあくまで自己判断で行う対処法です。
安全性を優先するなら、やはり脱水に頼らず、タオルドライと自然乾燥を選ぶほうが安心です。
結論
スニーカーは洗濯機で脱水できないわけではありませんが、基本的には避けるのが無難です。
特にレザー、スエード、高機能ランニングシューズ、厚底タイプは脱水による負担が大きくなりやすいため注意が必要です。
布系スニーカーでも安心とは言い切れないため、まずは手洗いし、タオルで水分を取り、陰干しで乾かす方法を選ぶのが安全です。
以上、スニーカーは洗濯機で脱水できるのかについてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。










